ゆたり倶楽部

[カフェ・レストラン] 記事数：210

◎カフェ・レストラン

robinet
[茨城県結城市]

体に優しいお菓子とコーヒーで
ひと息できる小さなカフェ。

※この記事は2012年11月に作成したものです。現在お店は休業しております。詳しくはブログをご覧下さい。

　JR結城駅近くの路地裏に、静かに佇む小さなカフェ「robinet（ロビネ）」。仏語で「蛇口」という意味なのだそう。「何て読むの、とよく聞かれます。主人が水道屋さんで、いつも支えてくれていることへの感謝の気持ちを込めて店名にしました」とオーナーの大木紫さん。「コーヒーと甘いものでひと休み、おやつやちょっとした手土産に。そんなときにふっと思い出してもらえるお店になれたらうれしい」と。

　大木さんは、全国展開する有名カフェ雑貨店や県内の人気店などで経験を積み、2012年2月11日に念願のカフェをオープン。バターや白砂糖を使わない、体に優しいお菓子が評判です。「自分がアトピー体質で、体に負担が少ないけれど、ちゃんと甘くておいしいお菓子をつくりたいと考え、試作を繰り返しました。知人の紹介でつくば市内の「スナオマルシェ」に初めて出店したことをきっかけに、その後いろんなイベントに声をかけて頂き、茨城、栃木、埼玉、東京など関東を中心に焼き菓子販売やお弁当、一日カフェなどの活動に参加させていただきました。そこでお客様の声を直に聞くことができたことは、お菓子作りや店づくりに大変勉強になりました」。

　店では、お持ち帰り用の焼き菓子、自家製シロップやジャム、「YAMA COFFEE」のコーヒー豆、オーガニックティー、天然素材の洋服や布小物を販売。また、6席ほどのカフェスペースを用意。そこは白と木目を基調にしたインテリアでまとめられ、海外の古い椅子や照明、リメイクした味わいのある家具など、大木さんのお気に入りが並んでいます。余分を除いたシンプルで無色の空間が、居心地の良さを作り、時間を忘れてのんびりと過ごしたくなる想いを与えてくれるのでしょう。（K.K）