ゆたり倶楽部

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◎雑貨

Mocha House（モカハウス）
[茨城県水戸市]

ナチュラル系雑貨店としては先駆け的な存在。
ひとつひとつ丁寧にセレクトされた品々が並ぶ

　1984年にオープン。今でこそナチュラル系の雑貨店は全国的に人気を集めていますが、「開店当初、うちのような店は少なく、この辺りでは先駆け的な存在だったと思います。“モカ”という店名からか喫茶店によく間違われましたよ（笑）」とオーナーの鷲谷美也子さん。

　現在の場所に移転してからは、2階建ての大きな一軒家を店舗スペースとし、より充実した品ぞろえに力を注いでいます。豊富な種類の商品を扱っていますが、すべて鷲谷さんが丁寧にセレクトしたものばかり。「ここで買えば安心と言ってもらえるように、品質の良さやデザイン、使いやすさにこだわって選んでいます」と話します。

　1階には、フランス“プリッセ”白のシリーズの食器、バッグやデジカメケースなどの手作り革製品、作家もの普段遣いの和食器、リネン・ホーローキッチングッズなどが並んでいます。ほかに“Fog”“Chou Chou de mama”“AYA”“デーズ”などの自然素材のウエア、子供服も売れ筋です。また、スペイン、デンマーク、ドイツの味わい深い皮靴を扱っています。2階には、アンティークの家具や小物、ラスティングパイン材の机、かご、手作りキルトクッション、カフェカーテンなどが置かれています。いずれもセンスよくディスプレイされていて、見ているだけでインテリアのヒントがたくさん学べそうです。
　さらに、リースやパッチワーク、スクラップブッキングなどの手作り教室、笠間の自然酵母パン屋の出張販売などのイベントを定期的に開催。詳細は店のホームページで。
　「木の香り」を意味するという「モカ」の店名が表すように、温もりのある店づくりがモットー。「気に入ったモノに囲まれて、毎日が楽しくなるような生活空間を提案していきたい。これからもモカハウスならではの品ぞろえで頑張ります」と、鷲谷さんの素敵な笑顔が印象的でした。（K.K.）