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◎食品

焼きせんべい つか本
[茨城県潮来市]

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先代の味を受け継ぎ“一枚に心をこめて”、
炭火で香ばしく焼き上げる。

 「先代が作り続けた手焼きの味を守りたい」と二代目・塚本健次郎さん。材料、生地づくり、焼き加減、乾燥など、ひとつひとつの工程にこだわり、せんべいを作り続けて30年になります。


 家業とは全く別の道を歩もうと大学に進みましたが、卒業後は地元に戻り、後を引き継ぐことに。「炭火で焼いたせんべいの匂いや味が忘れられなかった。それに地元で頑張ることで地域の活性化にも貢献したかった」と当時の思いを話します。かきもちと揚げもちに使う原料の米は、独特のコクとねばりがあるという「満月もち米」。そのような厳選した良質の米で生地を作り、乾燥させます。パリッとした歯ごたえのある仕上がりの決め手となる乾燥の時間は、その日の気温や湿度によって変わるといいます。そして、炭火で一枚一枚、焦げ目がつかないように頻繁に裏返し丁寧に焼き上げます。焼きたてのせんべいを秘伝のタレにつけ、炭火の熱で再びじっくり乾燥させ、出来上がりです。どの工程も気が抜けないという職人技がうかがえます。炭火手焼きならではの美味しさは、口コミで評判が広がり、今では東京・銀座などの店に卸すほどになっています。


「健次郎焼」(8枚入り525円)、「揚げもち」(630円)など、豊富な種類が揃います。地方発送も可。ひとつひとつが手作業で大量生産ができないため、年末などの忙しい時期は朝5時から夜中まで作業を繰り返すという日々も。「地道な仕事の繰り返しですが、買い求めたお客様から、おせんべいを食べて幸せな気持ちになりましたというメールをいただいたり、小学生の子供たちがおいしそうに食べている姿をみたりするときは、今まで続けてきて本当によかったなぁと思う瞬間です」と健次郎さんは笑顔で話します。これからも先代の味を守り続け、職人魂をわたしたちにみせてくれることでしょう。(海藤)

茨城県潮来市日の出2−10−12
TEL/0299−66−0690
営業時間/9:00−19:00
定休日/火曜日

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