茨城県古河市にある「Sändmänn /ザントマン」は、主に東ドイツのヴィンテージ雑貨を扱っているお店です。店主の岩井清志さんは、岩井眼鏡店の四代目店主。アニメ『小さなバイキングビッケ』が大好きで、その舞台となるドイツを訪れるうちにドイツ、特に東ドイツのアンティーク雑貨の魅力のとりこになりました。そこで、せっかくなのでその良さを広めたい、と眼鏡店の駐車場の一部に店舗を建て、ザントマンを2014年に開店しました。
店内にあるのは、岩井さんが自らドイツで見つけ、仕入れてきたものばかり。好きな人にはたまらないのが、蚤の市で買ってくる一点ものの雑貨。昔のオリンピックのキャラクターのオブジェや鳥や動物の置物、店名「ザントマン」の由来である妖精の人形などが置いてあり、ここに来るまでにストーリーに思わず想いを巡らせてしまいます。その他に不動の人気を誇るのが、ドイツのスーパーなどで売られているエコバッグの数々。どれもデザイン性が高く、特にオーガニックスーパー「アルナチュラ」のものは、入荷してもすぐに売り切れてしまうのだとか。他にも日本ではあまり見かけないエッグスタンドや、ドイツならではの色柄のペーパーナプキンや紙袋も人気だそうです。
「このお店を併設してから、眼鏡店に寄ってくれる方が増えました。東ドイツの雑貨が好きで、遠くから来てくださるお客様も多く、嬉しいです」と岩井さん。営業時間は不定期ですが「事前に連絡をすれば、通常営業をしていないときも、予定次第でお店を開けられます」とのことなので、興味のある方は、事前に連絡の上、お店に足をはこんでみてください。あなただけの宝物が待っていますよ。(曽我 美穂)
住所/茨城県古河市横山町2-8-9
TEL/090-3235-3010
営業時間/11:00〜17:00
定休日/月曜・火曜・水曜・他臨時休あり
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)