ゆたり倶楽部

[自然派レストラン] 記事数：48

◎自然派レストラン

自然食のお店ひなた畑（旧店名ひなた）
[茨城県東海村]

自然農法に取り組む生産者が開く
自然食のレストラン＆ショップ

　「人を元気にする食の提案」をコンセプトに、農業生産者が2010年12月に開いた自然食の店。自然栽培にこだわる野菜、安全を考えた選りすぐりの食材で作る料理は、健康志向のリピーターに評判です。

　オーナーの農業生産者「てるぬまかついち商店」は、茨城県内に約60ヘクタールの畑を耕しています。農薬や化学肥料を使わず、安心して食べられる野菜づくりに取り組み、サツマイモ、トマト、ジャガイモ、米などを主に生産しています。そして、それらの野菜を使用した干し芋、ジャム、さつまいもスティック、ポテトチップス、トマトジュースなどの加工品も提供しています。中でも、干し芋は、土づくり、高品種の選択、堆肥や水、収穫、加工にいたるまで、一つひとつ徹底的な管理のもとに栽培され、高い評価を得ている自慢の一品です。添加物や化学調味料不使用のトマトジュースは、程よい酸味と甘みが生きています。

　店は２つのフロアに分けられています。ひとつは、自社栽培の野菜を中心に、契約農家から入れる有機野菜、無添加調味料、菓子などの自然食品、手作り総菜、洗剤などの雑貨を販売するショップ。もうひとつは、体に優しい料理が楽しめる25席のイートインスペース。「居心地のいい空間を」と、アンティーク家具を置き、くつろげる雰囲気を演出。供される料理は、玄米と小豆を炊いた「酵素玄米」、おからのコロッケ、肉を使わず穀物で作るミートソースのパスタなど。メニューは「ひなたおすすめプレート」（800円）など。
　「自然豊かな大地から、元気と感動を与える“食”を届けたい。次世代へ繋ぐ力になれれば」と。（K.K）