ひたちなか市の勝田駅から徒歩10分くらいの場所に位置するサザコーヒー本店。地元に住んでいる人ならば、一度は口にしている人も多いのではないでしょうか。
県内に5店舗ある他、品川や大宮にも直営店があり、今や日本のみならず世界に向けて発信している茨城が誇るブランドとなっています。
1969年に創業者であるサザコーヒーの会長、鈴木誉志男さんが開業。名前のサザとは且座喫茶という中国宋代の漢文に由来し、座ってお茶でも飲みましょうかという意味。座ってゆっくりおいしいコーヒーを飲んでほしいという思いが、居心地の良さとコーヒー通たちの高い評価を得ている秘訣なのかもしれません。
サザコーヒーの特徴は、なんといっても原料であるコーヒー豆。「中南米の契約農園で栽培された豆とコロンビアの自社農園で、栽培、加工と全てを管理しているため、年4回はコロンビアに行っています」と専務取締役である鈴木太郎さん。
「品質も含めてトータル管理しています。素材にはかなりこだわり、自分の親や子供に長く食べさせていけるもの、誰が来ても胸を張ってだせるおいしいものを味わってもらいたいんです。バリスタがいれる本格カプチーノもオススメです。本当の贅沢とは、値段ではなく手間だと思っています」。とおっしゃるとおり、サザコーヒー豆チョコは三年連続モンドセレクションで優勝。喫茶でだされているカステラのショートケーキも人気商品で、お客様のテイクアウトしたいというリクエストが多く、ではカステラだけでも買っていけるようにとお持ち帰り用ができました。
どんなに手間がかかっても妥協しない頑固さと、いいものを見極める目があるからこそ、支持され続けている理由なのかもしれません。(Y.N)
茨城県ひたちなか市共栄町8−18
TEL/029-274-1151
営業時間/10:00〜20:00※オーダーストップ19:30
年中無休
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