ゆたり倶楽部

[カフェ・レストラン] 記事数：210

◎カフェ・レストラン

Café Giulietta(カフェ・ジュリエッタ)
[茨城県笠間市]

名車アルファロメオが並ぶカフェ。
音楽、料理、オーガニックコーヒーで憩いのひと時を

この記事は、2009年6月に作成したものです。現在は、閉店されています。

　陶器で有名な笠間市内に、車好きのオーナーが開くカフェがあります。店名の由来は、イタリアの自動車メーカー・アルファロメオ社で1955～65年に販売され、人気を博した「ジュリエッタ」という車名から。そのジュリエッタのスプリント（クーペ）とベルリーナ（セダン）の2台を所有するオーナー。「この2台がそろうのは、全国でもここだけだと思います」と。ほかに店内には、旧車のパーツ、ミニカー、車の映像や映画が楽しめる大きなスクリーンがあり、独特な雰囲気を演出しています。

　スーパーカーブームの少年時代に車に興味を持ち、マンガ「ＧＴロマン」で人生が変わるほど車にのめり込んだ高校生。マンガの舞台になった「カフェバーロマン」のような店をいつか持ちたい。その夢を実現したこだわりのカフェなのです。

　「趣味性の高い店であるものの、家族連れなどの一般のお客様にも十分寛いでもらえるよう、実力派のシェフが作る料理やスイーツに力を入れています」。おすすめは、茨城県産豚肉をスモークして作る自家製ベーコンを使用したソテー、冷凍は一切しないという手作りハンバーグ、ゆで上げパスタなど。スイーツでは、イタリアの濃厚な味をイメージしたパンナコッタ、リンゴがたっぷりで80年前の懐かしい味を再現したというアップルパイが人気。コーヒーは、コスタリカから直送するオーガニックコーヒーや水出しアイスコーヒーなど。オーガニックコーヒー450円、手作りドルチェ各480円、本日のパスタ1000円～。

　東京でライブハウスも経営するオーナー。店にギター、ベース、ドラム、エレピなどの楽器やアンプ、ＰＡ機器材などを備え、ライブを行うこともできます。また、毎月最終日曜日午前9時から、全国から車好きが集まり、自慢の愛車を披露。参加費はランチ（1500円）のみ。「見学だけでも歓迎です。気軽に見にきてください」と。（K.K.）