ゆたり倶楽部

[雑貨] 記事数：67

◎雑貨

nanohana
[茨城県つくば市]

週末限定のカフェ＆雑貨店。目の前が公園という緑豊かなロケーションも魅力です

　「菜の花のように、控えめながらもお客様に幸せな気持ちを届けられるようなお店にしたい」とオーナーの柴田さん。念願だったカフェと雑貨の店を2008年9月、自宅にオープン。

　「nanohana」という愛らしい店名には、愛娘の菜々子さんと一緒に成長したいという母親としての優しい思いも込められています。
　場所は緑豊かな赤塚公園に面し、桜、新緑、紅葉など、四季折々の美しさが満喫できる絶好のロケーションにあります。ゆったりと配されたテーブル席に座り、大きな窓越しに見える風景を眺めながら寛いだ時間が過ごせます。
　店に並ぶ品々は、柴田さんが集めていた好きな作家の焼き物や、愛用している食器メーカーの商品、陶器市や展示会でみつけたモノ、手作り作家の布雑貨など、自ら丁寧にセレクトしたものばかり。木やガラス、土、布など素材の持つ独特の質感を大切にした一つ一つは、ナチュラルでどこか懐かしい色や形が印象的。それらの食器や雑貨は、ご主人の手作りというテーブルや棚に、センスよくディスプレイされています。

　カフェでは、「shingoster LIVING」（つくば市）の自家焙煎コーヒー、「葉々屋」（東京・国立市）の紅茶を用意。お菓子は、北海道産小麦、きび砂糖、てんさい糖、大切に育てられた卵など、身体に優しい材料で作られたもの。クッキー、タルト、スコーンなどが少しずつ盛られた「おやつプレート」、「動物クッキー」、「くるみコロコロクッキー」などが人気です。
　近くに幼稚園があり、金曜日の午後は親子連れで賑わうといいます。店内に子供たちが遊べるキッズコーナーを備え、子供連れにも優しい配慮が示されています。土曜は公園を散策した帰りに訪れる年配の人も多く、幅広い客層に親しまれているショップなのです。土曜は仕事休みのご主人が手伝ってくれるのだそう。柴田ファミリーの温かいおもてなしに、身も心も安らぎます。(K.K.)