ゆたり倶楽部

[自然派レストラン] 記事数：48

◎自然派レストラン

ルーラルハウス吉瀬（きせ）
[茨城県つくば市]

つくばの里山に息づく、農村の暮らし。
歴史を経た古民家で楽しむ里料理。

この記事は、2007年10月に作成したものです。
『ルーラルハウス吉瀬』は、『るーらるはうす』と店名を変更され、現在は休業中です。営業時間などのお店情報や文章内容、写真など、現状とは幾分異なりますのでご了承ください。詳しくはホームページをご覧ください。

　ルーラルハウス吉瀬のある「つくば文化郷」は、昔ながらの農村の暮らしを見直し、野良仕事や里山の管理、そしてものづくりを新たな農村業として現代に復刻させることを目的とした複合施設。レストハウスの他、陶芸工房やギャラリーショップ、アウトドア施設などもあり、研究学園都市として近代的な発展を続けるつくばの地とは対照的に、ゆっくり、じっくり、自然の力と人の手で時間をかけて育て上げていくものたちで満たされています。

　築150年という歴史を重ねた農家建物を改築したレストハウスで楽しめるのは、地元農家でとれた新鮮な季節野菜をふんだんに使った手づくり料理。お昼の人気メニューは1,520円の旬菜弁当で、手づくり豆腐や汁物、デザートとコーヒーもついたお得なセットです。契約農家で育てられたオリジナルの有機コシヒカリのご飯の他、古代米入りの玄米ご飯も人気で、白米か玄米、どちらも半分ずつなど好みで選べるのも嬉しいポイントです。

　そのほか、数量限定の吉瀬スペシャルは焼きトマトのシチューなどがついたちょっと豪華な内容で1,890円。ランチタイム後の時間帯は、手づくりケーキやコーヒーなどの喫茶メニューが楽しめます。また、夜の部は3,150円、4,200円、5,250円の3コースから選べる会席料理で、予約時のみの営業です。

　元々は喫茶メニューのみのレストハウスとしてオープンし、食事を楽しめるようになったのは数年前から。その素朴な味わいのメニューはもちろん、古民家を活かした造り、美しい日本庭園などが外国からのゲストにも受け、つくば観光のバスツアーでの食事スポットとしても人気を集めているそうです。（伊藤）