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◎食品

スペシャルティコーヒーロースター トライブ
[茨城県つくば市]

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カッピング技術に基づいた厳選&産直の珈琲豆で
自宅の珈琲タイムが至福のひとときに

 店主と相談しながらじっくりと豆を選ぶ人や、テイクアウトコーヒーを片手に足早に立ち去る常連客…。つくばの中心地に程近い西大通りに面したその店は、地域に密着した店ならではの活気と深い珈琲の香りに満ち溢れていました。


 「旅行が好きで世界各地を回るうちにアジアの人々の暖かさに触れ、彼らに携わる仕事がしたいと思ったのが珈琲豆の販売を始めたきっかけです。喫茶中心ではなく豆販売にこだわったのは、少しでも多くの量を販売するほうが現地の生産者にメリットがあるから。発展途上の国の人達のために自分なりにできることをコツコツと継続していきたい」と店主の小池さんは語ります。通常、珈琲豆は大手商社を通しての仕入れが大半ですが「それでは産地のメリットも現地生産者の生産意欲も向上しにくい」と、この店では同じ志を持つ店が集まった産直共同購入グループから珈琲豆を購入。天候などに左右されやすい農作物である珈琲豆も、産地との契約を1年と決めて豆の出来に応じて産地や取引量を見直すことで、生産者がより高品質のものを作ろうとする意欲が高まるといいます。もちろん購入者にとっても、産直の共同購入は鮮度も品質も保証付きの珈琲豆が比較的リーズナブルに手に入るというメリットが。作り手と買い手の誠意に裏打ちされた適正な取引は、これからの世界を支える注目すべき商業スタイルと言えるでしょう。



 そしてもうひとつ小池さんがこだわっているのが、珈琲の味を世界的な統一レベルで評価する「カッピング」という技術に基づいた「本当に美味しい珈琲豆」を販売するということ。「もちろん珈琲は嗜好品ですから、珈琲店の出す珈琲の味もお客さんの味覚も人それぞれ。ただ僕自身はカッピングで珈琲の美味しさや楽しさに目覚めたので、この店ではカッピングで認められた品質の豆を提供したい、というだけ」と小池さん。それでも、中南米やアフリカから選りすぐられた珈琲豆がブレンドも合わせると常時12種揃い、生産者が明確で高品質な珈琲が適正な価格で手に入るという安心感は、珈琲好きにとってはこの上なく贅沢なことに違いありません。豆購入者への淹れたて珈琲サービスや店頭での100円テイクアウトコーヒー、晴れた日には店先にテーブルや使用済珈琲豆の砂場を出すなど、珈琲を愛する彼ならではのアイディアも随所に。「珈琲って熱いうちに一気に飲む人が多いけど、本当にいい珈琲って冷めても甘みがあって美味しいんです。一杯の珈琲をじっくり味わう楽しさを多くの人に知ってもらえたら嬉しいですね」という店主の思いが、この空間にはギュッと詰まっています。(M.M)

茨城県つくば市東新井20-7-101
TEL/029-875-6455
営業時間/10:00~19:00
定休日/月曜

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