古河駅西口から徒歩3分ほどのところにある白い壁の小さなカフェ。バラの季節には、色とりどりの花々が咲き誇り、訪れる人の目を楽しませてくれます。店名の「Silence(シロンス)」とは、フランス語で「休符」の意味。「一人ひとりの生活に、一人ひとりのタイミングで“一息つける場所”“次のステップのための場所”。そんなカフェでありたい」という、オーナーの菊池千晴さんの思いが込められています。
倉庫だった建物を改装した店は、家具職人が日本の洋館をイメージしてデザインしたというどこか懐かしい趣。大正時代の家具で統一された店内は、8席のみのこぢんまりとしたスペース。ちょっと疲れたなと感じたら、足を運んでみたくなる居心地のいい雰囲気が漂います。
飲み物は紅茶を中心に、ハーブティー、ルイボスティー、ウーロン茶など約30種。中でも紅茶は、花の香りやハーブ系、フルーツ系、スパイス系など様々な種類を用意しています。「紅茶の色合いやお客様の雰囲気に合わせてティーカップを選んでいます。紅茶専門店として、メニューにコーヒーはありません」と菊池さん。ランチは、予約で満席になるほどの人気。ホームページで予約状況のご確認を。菊池さんのお母様の出身地である福島の特産品・会津塗の重箱入りで、一日10食限定。重箱のふたを開けると、ひとつひとつ上品に盛り付けされた色彩豊かな料理にうっとりしてしまいます。ていねいに手間暇かけて作られた料理は、滋味豊かで優しい味わいです。デザートセット1000円〜。ランチ1200円。ディナ
ーは前日までの予約で、一人2000円。
幼い時からエステシャンになるのが夢だったという菊池さん。2階でフィットテラピー(植物療法)、タラソテラピー(海洋療法)を基本とするエステを開いています。「心と体、内側と外側。両方からトータルで癒し、健やかに導く“シロンス”でありたい」と。(K.K)
茨城県古河市本町4-6-9
TEL/080-2079-5260
営業時間/11:00-20:00
定休日/日曜、第一月曜
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)