ゆたり倶楽部

[カフェ・レストラン] 記事数：210

◎カフェ・レストラン

奥久慈レストラン Lutin
[茨城県大子町]

奥久慈の大地の恵みを生かす
地産地消のフレンチレストラン

　日本三名瀑の一つともいわれる袋田の滝をはじめ、久慈川の清流、県北最高峰の八溝山など、豊かな自然に恵まれた奥久慈。そんな山里の美味を満喫できる「奥久慈レストラン　Lutin（リュタン）」は、リンゴ畑の続く道路沿いにあります。四季折々の風情に包まれ、気軽に味わえるフレンチを提供します。

　オーナーシェフの菊池美圭さんは、フランス、東京、茨城などの有名店で修業をし、フレンチを得意とします。2010年3月、地元の大子に戻り、実家のリンゴ園の隣に念願の店をオープン。同じく料理人の道を目指す、美圭さんの弟さんと二人で店を切り盛りしています。ソムリエの資格を持つ美圭さん。「料理に合ったワインをお選びします」と。

　コンセプトは、奥久慈の食材を生かしたカジュアルフレンチを楽しめるレストラン。店名に「奥久慈レストラン」と添えた理由はそこにあります。料理には、奥久慈しゃも、ローズポーク、常陸牛、生ゆば、さしみこんにゃく、奥久慈たまごなど茨城の特産品を積極的に取り入れています。ほかに、自家栽培のとれたて野菜、実家のリンゴ園のリンゴも。そのリンゴを使用したアップルパイは、じっくりと煮込んだリンゴのうま味が格別で、後味もさっぱりとしている人気の一品。ランチコース2000円、奥久慈ランチ3500円、夜は3500円から。予算に応じたパーティコースも用意。
　緑に囲まれたローケーションを楽しんでもらえるようにと、建物にガラス窓と天然木を多く取り入れています。大きな吹き抜けを配した店内は開放的で、1階5テーブル、2階3テーブル、全部で約30席を備えています。店名は、フランス語で「いたずら好き、いたすらっ子」の意。「ずっと遊び心を忘れない店でありたい」という美圭さんの思いが込められています。（K.K）