ゆたり倶楽部

[スイーツ] 記事数：30

◎スイーツ

Albero.
[群馬県高崎市]

～果樹園直営のジェラートショップで
癒しと元気をフルチャージ～

　果物の産地として知られ、新鮮な果物を扱う直売所が連なるフルーツライン、国道406号線から少し入ったところにジェラートショップAlbero.（アルベロ.）はあります。緩やかな傾斜、辺りは豊かな農園に包まれています。Alberoは、イタリア語で「木」。実はお店がある場所にも、かつて多くの梨の木が植えられていたそうです。

　2010年9月、自然を感じ寛げる憩いの場所を作りたいと自家製ジェラートショップをオープン。ジェラートは、オーナー山木さんが自社農園で丹念に育てたフレッシュフルーツを使用、佐川さんと二人三脚でお店を営んでいます。届けたいのは、果物本来の味。ショーケースには、1つ1つの工程に気を配り手作りされたジェラートが、常時20種類ほど並びます。日によって、季節によって種類は変わるとのことですが、伺った日は、いちごソルベ・いよかん・梨などの果物をベースにしたものや、ゴボウや黒糖きなこもちといった和テイストのもの、そしてチャイやティラミスといったラインナップでした。
　眺めているだけでワクワク幸せな気持ちになります。更に、佐川さんが愛情込めて焼き上げたお菓子は、作り手の雰囲気そのままに優しい味わい。淹れたてのコーヒーは、心が和みます。
　明るく温もりを感じる店内。そして山木さんと佐川さんの真っすぐでありながらも飾らない人柄、笑顔が元気をくれます。

　Albero.（アルベロ.）は、みんなのもの。人と人を繋げる場所でありたいと話すお二人。
　毎回テーマを決め、隔月で手作り作家さんの雑貨やフード関係などのお店を集めたイベント「マルシェ」を行っているのも、その想いからです。夏には、自然に触れて欲しいとカブトムシ採り体験も決行。県内外から、沢山の子供達が集まり賑やかなイベントとなりました。心が行き交う触れ合いの場所をこれからも提供したい、そう語るお二人の表情はイキイキと輝いていました。（E.F.）