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◎スイーツ

Maison Weniko(メゾン ベニコ)
[茨城県水戸市]

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茨城の食材で作る、フランスの伝統菓子。
新鮮な味の組み合わせを生み出すパティシエール。

 赤い扉にオーニングがかかった可愛らしい外観の「メゾン ベニコ」は、水戸の京成百貨店隣りの脇道にある小さなフランス菓子店。さらに、大きな窓からは、友人のフランス人アーティスト・ベロさんが手がけたイラストが覗き、ビルの多い街中にちょこんと別の世界が出来たようです。

 こちらのお店は、昨年12月にオープンしたばかり。店内のお菓子を手がけるパティシエールのベニコさんは、このお店を開くために東京から水戸へと引越してきました。「たまたま友人がいるので水戸には親しみもあったのですが、なんと言っても茨城では食材との距離が近いのが魅力! 産地に近ければ鮮度が良いものが手に入るし、ふんだんに使えると思いました」。

 とくに、季節ごとのフルーツを使ったコンフィチュール(ジャム)は、茨城で獲れる食材を中心に作られています。でも、イチゴにミントと黒コショウとか、ルバーブにハーブのローズマリーなど、ちょっと変わった組み合わせのものも。これは、ベニコさんがフランス・アルザスのお店『メゾン フェルベール』で修行した成果。日本でも知られている、有名パティシエールのマダム・フェルベールと一緒に働き、学んできたものです。「彼女は、果実と意外な味わいの素材を組み合わせるのが得意な人。ある時は、裏庭に咲いていた白いニワトコの花をイチゴと合わせたり…。当時、私は都内の製菓店で働いていたのですが、彼女のお店で修行したくてアルザスへ。その願いが叶って、彼女の仕事を間近で見ることができたのは本当に嬉しかったですね」。


 そのほか、さっぱりとした味わいのフロマージュ・ブランを使ったクレーム・アンジュやマカロン、果実ゼリーのパート・ド・フリュイ、焼き菓子など、店内にはフランスでお馴染みのお菓子が並びます。「せっかくフランス菓子を作っているので、フランス国内では慣習的に食べられているお菓子をどんどん紹介したいと思っています。日本で5月の節句に柏餅を食べるように、フランスにも季節のお菓子があることを知ってもらえたらいいですね」。茨城の食材を使いながら、フランスの文化を伝えるベニコさんのお菓子には、ちょっと知らない味に出合えるドキドキが詰まっています。(tou2)

茨城県水戸市泉町1-3-14
TEL/029-224-9005
営業時間/10:00〜19:00
定休日/火曜、水曜日
駐車場/なし

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