茨城県庁の近くにあるカフェ「畑のGOCHISO(ゴチソウ)」。自家農園の採れたて野菜をはじめ、全国から仕入れる野菜をふんだんに使用した、体に優しいメニューを用意しています。洗練された空間でくつろげる、居心地感も抜群です。
お店のはじまりは、「父が野菜を作っている畑の一角に、ちょっとお茶ができるスペースを作りたい」という願いから。「この辺りの土地の開発が進むにつれ、自然を残したいという思いもありました」とオーナーの江原甫(えはらはじめ)さん。「畑を残しつつ、畑で採れる野菜を使った料理や飲み物が楽しめる場所…そう考えていくうちに、カフェにたどりつきました」。ちょうどそのころ、甫さんの妹さんが大学の卒業作品としてカフェの設計デザインを制作。店舗にそのプランを活用でき、計画は順調に進んでいったといいます。中庭を配する建物は、窓からの眺めがよく、筑波山が見える席も。美しく植栽した庭には、甫さんが幼少時に遊んだ思い出のある桐の木を残したといいます。
メニューは、季節の野菜をたっぷりと取り入れたパニーニのセット、ワンプレートなど。野菜ソムリエ(甫さんの母)が提案する数種類のスムージーも評判です。手作りスイーツは、矢祭町・珈琲香坊の豆を使用したコーヒー、上質な紅茶とともに楽しめます。
木をベースに白と緑の色をポイントに使い、ナチュラルな雰囲気に演出した空間。訪れる人にゆったりと過ごしてもらいたいと、家具や照明一つひとつにもこだわりました。全40席。個室、様々なイベントに利用できるギャラリースペースも。また、併設された畑は、体験農園としても貸し出しています。
「野菜の料理と畑の風景。どちらも心と体をいやす“ごちそう”です。そんなわたしたちの思いが詰まった“畑のゴチソウ”に、気軽にどうぞ」と江原さんファミリー。(K.K)
茨城県水戸市米沢町280
TEL/029-357-0815
営業時間/11:00〜18:00(ランチは14:00まで)
定休日/火曜・第4水曜
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