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水戸市役所のすぐそばにある「骨董屋kawanobe」は、「使って楽しい」をコンセプトにオーナーの川野邊真実さんが集めた古い家具や道具、雑貨などを扱うショップ。明治から昭和40年代を中心とする品々は、時代が変わっても日常の暮らしに寄り添う温もり感が魅力です。
川野邊さんが選ぶポイントは、「雰囲気のあるもの。部屋に置いて普段使いできるもの、和洋折衷、老若男女を問わず、幅広いライフスタイルに対応できるようなもの。価格を抑えたもの」とのこと。大正時代のコーヒーテーブル、ガラスケース、レトロなグラス、照明器具、掛け時計、スツール、トランクなど、店内にずらりと並ぶ一つひとつは、じっくりと見ているとイメージが膨らみ、あれこれと考えるだけで楽しくなってくるものばかり。もうひとつ、店に入って印象的なのは、置かれている家具や道具がホコリっぽくなく、きれいな状態に整えられていることです。理由を聞くと、「丁寧に水洗いをし、古さを生かしつつリペアして店頭に並べます」とのこと。
元々アンティーク雑貨が好きだったという川野邊さん。骨董品の買い付けや買い取りの仕事に携わり、骨董市に参加しながら経験を積み、2014年8月に店を構えることに。1階は川野邊さんの兄が経営するおしゃれなフラワーショップ。「お花を買いに来てくれたお客様が、2階に上がってちょっと立ち寄ってもらえたらうれしいです。1階ショップの花のテイストに合わせた品揃えも心掛けています。インテリアのヒントにしていただければ」と話します。
「最近では、これからカフェなどのお店を開くことを考えている県内外からのご来店者も増えています。これまで提案させていただいたお店もあるので、気軽に声を掛けてください。買い取りのご相談も受けています」と川野邊さん。味わいのある古いモノを取り入れた暮らしのアイディアを探しに、足を運んでみてはいかがでしょうか。(海藤 和恵)
住所/茨城県水戸市中央2-7-4 2階
TEL/029-239-3097
営業時間/11:00〜19:00
定休日/日祝日
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