ゆたり倶楽部

[ギャラリー・アート] 記事数：35

◎ギャラリー・アート

Weekend Gallery
[茨城県日立市]

海の近くの週末だけ開くセレクトショップ。
革製品、アクセサリー、ブリキ雑貨など大人の遊び心満載

　水戸駅の路地裏から水木海岸のすぐ近くに移転した「Weekend Gallery（ウィークエンドギャラリー）」。日立市出身のオーナーShinoさんが、子供の頃から慣れ親しんできた大好きな海の近くで開きたいという念願のショップが2009年5月にオープンしました。波の音をＢＧＭに潮風を肌で感じることができるロケーションも魅力です。営業は金曜、土曜、日曜、祝日の週末のみ。

　古い家屋に手を加えた店内には、“長く使って味わえる”をテーマに集めたアクセサリー、小物、革製品、ブリキ雑貨など、大人の遊び心をくすぐる品々が並んでいます。ファッション雑貨のバイヤーであるShinoさんならではのセレクトです。海外のアンティークジュエリーやファッション雑貨など幅広い商品の買い付けなどの仕事で週中は忙しいShinoですが、その経験を通して商品の知識を深め、モノを見る目を養ってきました。

　おすすめは、アンティークジュエリーと革製品。ジュエリーはイタリア、アメリカ、国内から入れるものが中心。「ピカピカに光るモノもいいですが、“くすんだ銀”も好きですね。長く使われてきた証しでもあるし、劣化した味わいも魅力ではないでしょうか」と。革製品では、専属職人によるオリジナルバッグ、オリジナルブーツ、サンダル、財布などを扱っています。いずれも長く愛用できるしっかりとしたつくりの逸品です。革色を選び、微調整ができるセミオーダーに応じている商品もあるので、自分だけのカスタマイズが楽しめます。さらに、1930年代に創業した製造業者との取引を基に、素材、染色、着心地にこだわってデザインされた日本製のＴシャツ「色丸首」、70年代のヴィンテージレザージャケットなども充実した品ぞろえになっています。
　店内の一画には、復刻絶版モノのブリキ"MICKEYシリーズなど、ノスタルジックな雰囲気漂うアンティーク調のブリキのおもちゃが置かれています。「おもしろいモノに出合えると思います。様々なイベントを企画中です。気軽に遊びにきてください」。（K.K.）