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◎ベーカリー

Kaffeepause(カフェパウゼ)
[茨城県日立市]

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子育て中に考えた体にやさしい“食”。
そこから生まれた天然酵母のベーグルを提供

 閑静な住宅にある「Kaffeepause(カフェパウゼ)」は、週4日だけ営業する天然酵母を使用したベーグルとスイーツの自宅ショップ。


 千葉県でパティシエの仕事をしていたオーナーが茨城県に引っ越し、子育てをしながら簡単に作れるヘルシーな食事はないだろうかと考えて作り始めたのがベーグルでした。「ベーグルは卵や油脂を使わず、小麦粉、イースト、塩そしてわずかな砂糖だけで作る食事パン。材料を発酵させたものを湯の中でボイルするというヘルシーさと、家にある簡単な材料で作ることができる手軽さが好きでした」と話します。子育ても落ち着いた2008年7月、ケーキ職人としてのこれまでの経験を生かし、念願のベーグルのお店をオープン。「お客様に提供するからには、自家製の天然酵母を使用することにこだわりました。温度管理の難しさと、低温で9時間かけて作る手間を考えると手を抜けない厳しさがありますが、天然酵母ならではの甘みが生みだす味を提供したいという思いでがんばっています」。北海道産の小麦粉とつくばの百花蜜など、オーナーの吟味した材料で作り上げるベーグルは、その日の温度・湿度によって微妙に変化する生地を、最高のタイミングでゆで上げ、焼き上げたもの。表面は香ばしく、ちぎればもっちりと弾力のある食感です。


 ベーグルの歴史は、1683年にトルコの侵略からオーストリアを救ったポーランドのヤン3世国王をたたえ、ウィーンのパン職人が捧げたパンがベーグルの原点であるといわれています。ヤン3世国王は熟練した馬術家でもあったため、“あぶみ”に似た楕円形のパンが作られ、オーストリアの言葉で“あぶみ”はbeugel(ブーゲル)、ドイツ語でもBU"GELといいます。その後、中欧から東欧のユダヤ人の間で広がり、N.Yへ渡ったユダヤ系移民によりニューヨーカーの欠かせない日常食となりました。ベーグルは、低脂肪、ノーコレステロールの健康食品。“噛みごたえ”があるので、あごをよく動かし、脳の血液循環にもいいと、幼児の「おしゃぶり(歯固め)」にも最適です。

 店頭には常時15種類ほどが並びます。季節の素材を取り入れた季節限定品も登場。大きめのサイズで1個200円。テイクアウトのみ。店名はドイツ語で「コーヒーブレイク」の意。「食事やおやつの時間に好きな飲み物に添えて楽しんでいただければうれしいです」。(K.K)

茨城県日立市森山町1−27−25
TEL/0294-53-1534
営業時間/10:00〜16:30
定休日/土曜日・日曜日・祝日

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>Tags:茨城県,

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