◎雑貨

GOURD+m
[栃木県真岡市]

ツイート

かけがえのない二人の絆から生まれた、
路地裏に佇む雑貨と手ごねパンのお店　

　以前は上三川町にあった「GOURD」。オーナーの仙波さんは、mimipanさんとイベントでの出逢いをきっかけに、真岡市の趣ある路地裏にお店を移転。2010年3月に雑貨とパンのお店「GOURD＋m」として、新しく生まれ変わりました。

　その昔、芸者さんの置屋だったという古い一軒家を改装。お店の前に置かれたオープンボードは、使い込まれた卵焼き器を再利用。そんな心をくすぐる演出に、胸をわくわくさせながらガラス戸を引くと、木工品や革製品、日用雑貨やレトロな家具に加え、店内いっぱいに焼きたてパンの香ばしい匂いが広がっていました。

　「パン生地の微妙な変化を自分の手で感じ取りながら、一つ一つ心を込めて作っています」と、まるで生地と対話するようにパン作りに励むmimipanさん。栃木県産小麦を使用するなど、材料にもこだわって作られる風味豊かな手ごねパンは、週2回の販売ですが、ご近所に住むご年配の方からも大人気だそうです。

　階段を上がると2階のスペースには、器や衣類など、魅力的な作家さんの作品や木製のかわいらしい玩具たちが。やわらかな質感の木で作られた「ままごとキッチン」は、仙波さんが手掛けたもの。「お子様が遊びながらやさしい木のぬくもりを、手のひらいっぱいに感じてほしい」という想いが込められています。
　「毎日楽しいです」と同時に答えた仙波さんとmimipanさん。ときどき喧嘩もするけど、これからもずっと一緒にやっていきたいと強い絆で結ばれたお二人。
このお店の心和む雰囲気は、想いに溢れた品々とそんなお二人の素敵な関係が生み出してしているのかもしれません。気がつけば外は雨。しかし、この春の雨は新たなスタートをきった「GOURD＋m」を優しく包みこんでいるようでした。（m.m.）

栃木県真岡市荒町1040‐5
TEL／0285‐81‐5673
営業時間／雑貨11:00〜18:00
　　　　　cafe12:00〜15:00（火曜・金曜日open）
定休日／水曜、木曜日

ページの先頭に戻る▲