関東を代表する工芸陶器の産地、茨城県笠間市。焼き物共販センターの向いで、陶の小路入口に2007年、癒し系グッズを販売する小さな店「サヤの音色」がオープンしました。
店名の『サヤ』は、インドネシア語で『わたし』という意味。オーナーの根本悦子さんは、「“自分が輝くために、自分らしく生きる”をテーマに、人にやさしいグッズや情報を提供していきたい」と話しています。
扱っている商品は、ひょうたんランプ、ひょうたんスピーカー、琉球ガラスの破片で作ったアクセサリー、オーガニックコットンや麻素材のホームウエア、スリングなどのマタニティグッズ、環境に優しいエコロジー洗剤など、ほかではなかなか目にしない品々ばかりです。スローライフでひそかに話題を集めている「ひょうたんスピーカー」は、コンポやアンプにつないで天井からつるすと、アナログの素朴な響きに心癒されると根本さんは話します。また、熊本県の作家が作る「ひょうたんランプ」も、暗い所であかりを灯すと壁に光の模様が広がり、独特な雰囲気をつくり出すという人気商品のひとつです。
家族や友人たちと一緒に手掛けたという店の内装は、珪藻土の壁や流木を使った棚などを配し、温もりのある雰囲気に仕上げられています。ここでは、オーガニックコーヒーや酵素玄米プレートなどのカフェメニューが味わえます。また、天然石ブレスレッドの手作り教室などのイベントを定期的に開いています。「気軽に足を運んでください。本格的なコーヒーの香りと、ひょうたんスピーカーから流れる音色が、あなたをそっと包んで寛いだ気分にしてくれると思います。ここに来て何かを感じてもらえたらうれしいです」と。(KK)
茨城県笠間市下市毛861−5
TEL/0296-71-6554
営業時間/11:00-18:00
定休日/不定休
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)