ゆたり倶楽部

[雑貨] 記事数：67

◎雑貨

toneriko（トネリコ）
[茨城県水戸市]

年代モノの温もりに包まれて、
北欧中心の古い雑貨に出合える店。

　トネリコとは、北欧の神話に出てくる世界樹の名前。「大地を支える木のイメージと名前の響きが気に入り、店名にしました」とオーナー。塗装やステンドガラス窓の取り付けなど自分たちで内装を手掛けたという店内には、北欧を中心にアメリカ、ドイツ、日本などの年代モノの食器や鍋、テーブルウエア、雑貨が並んでいます。「新しい雑貨たちもかわいいけれど、古い雑貨たちにはなぜか運命を感じてしまう・・・」と、現地で直接買い付けてきたものや全国から集めてきたものなど、いずれもオーナーの思い入れがある品々ばかりです。

　扱っているのは、フィンランドの「ARABIA」、ノルウェーの「FIGGJO」、スウェーデンの「GUSTAVSBERG」をはじめ、「DANSK」、「CATHRINE HOLM」など１０社ほど。素朴でヒューマンな味わいは、日照時間が極端に短い自然環境の中で生活を楽しく潤いのあるものにしようと努める北欧の人々の知恵からうまれたもの。その独特な色合いやデザイン、優れた機能性は、ゆったりとした北欧の生活を感じさせてくれます。
　そのほか、アクセサリー、ヴィンテージクロス、バッグやキッチン用品などの手作り小物もそろえ、北欧の器との組み合わせも楽しめます。「30年、40年と長い年月が経っても飽きることなく、使うほどに愛着がわくような器や雑貨を紹介していきたい」。2006年6月のオープンから少しずつトネリコの世界は広がっています。大切なあの人へのプレゼントや自分だけのお気に入りを探しに、トネリコの扉を開けてみませんか。（海藤）