「職人の心意気が息づく、1分間のストーリーがある」と、フランスのからくり人形「オートマタ」の魅力を語る堀江さん。日本では数少ないオートマタ作家で、限りなく人間に近い繊細なしぐさを表現した技術力に、高い評価を得ています。
IT関係の会社勤めを辞めて、本格的な木工作家としての道を歩み続ける夫の勇さん。ふとしたきっかけで、フェルト作家として創作活動にのめりこんだ妻の圭子さん。それぞれの足跡は違うものの、おふたりの人生の軌跡は、いつしか螺旋のように絡み合い、ひとつのいただきを目指して昇華しようとしています。
熱狂的なエコロジストでもなく、狂信的なロハス信者でもない。自転車に魅せられて、野山を駆け巡っているうちに、自転車関係の雑誌を創刊。その雑誌を、好きな自転車で遊びに行けるフィールドのなかで作っていきたい—その思いが、里山に建つかやぶき屋根の住まいに行き着いた要因となりました。
アメリカ映画やドラマで登場するハイウェイを疾走するハーレーダビットソンに警察官がまたがっているシーンは、多くの人の記憶に残像として焼き付いていることでしょう。ハーレーダビットソンが生み出すその重厚な音と鼓動は、多感な若者たちの感性を震わせるにはいられないものです。その魅力にとり憑かれた”信徒”にとって、ロナーセイジの名前は生涯に一度は訪れたいあこがれの巡歴の地の代名詞でもあるようです。
雪村、立原杏所、林十江、横山大観、小川芋銭など、日本の近世画壇を代表するそうそうたる逸材を輩出した茨城。今でも多くの作品が県内に残されていますが、年月を経て劣化が進むこれらの作品には修復がつきものです。屏風や掛け軸などの修復には高度な技と経験が必要とされます。寺門さんは公立の美術館や寺社、個人所蔵家たちの信頼を一手に集める水戸の表具師として日々、これらの作品に対峙しています。
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