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【葉月】 残暑見舞いを書きながら

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 立秋が過ぎ暦の上では秋に入りました。でも一年ではこの頃が一番暑い時季でもありますね。ただ今年は春先から暑い日が多く、このまま猛暑になるのでは?と思っていましたが、梅雨の時期から何やらおかしな天気が続いて、なんだか夏らしくない日の多い夏です。


 さて、お盆も過ぎると少し風が変わり、もうそろそろ夏も終わりに近づいてるのかなと感じます。夏のお出かけなどでちょっと疲れが出たり、だるくて暑くて動くのもおっくうに感じる日は家でのんびり過ごしながら、なかなか会えないあの人に残暑お見舞いも兼ねてお便りを書いてはいかがでしょうか。

 メールは手軽でいつでも送れるし、お金もほとんどかからないし―で連絡方法はメールでというのが当たり前になってしまった近頃、なんでもメールで済ませてしまうのは少し寂しいかなと思うことがあります。私はそんな時、暇を見つけてはあえて筆を執り、手紙やハガキを書くようにしています。そうすると気持ちも集中できますし、字を書くことで頭もはっきりしてくるようです。そういえばこんなこともあったと、書いているうちにどんどん楽しくなって書くことも盛りだくさんに。ちょっとした絵を描いたり、写真を添えたり・・・そんな時間は気持ちを豊かにしてくれます。
 冷たいドリンクを用意してそれを飲みながらでもいいですし、ゆっくりできるお気に入りのカフェなどでひとりの時間を愉しみながらでもいいでしょう。

 そして切手を貼って、ポストに入れて。送られた人はちょっとびっくりするかなあ、なんて思いながら。自分宛に手紙が届いたらやはり嬉しくないでしょうか?短い時間でもちょっとした手間をかけて自分のことを思ってくれる人がいると考えるとそれは嬉しいものです。なので送る人のことを思いながら心をこめてポストに入れたあとは少し気持ちが清々します。

 ちょっとの手間をかけて手紙やハガキを書く時間は、相手のことを思いやる時間、そして少しだけ立ち止まって最近の自分を振り返る自分のための大切な時間だともいえるでしょう。


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