[地方に暮らす。[八郷編]] 記事数:7
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都内から関東平野を常磐道で北上すると、最初に出会う山、それが筑波山です。その筑波山系の山々に抱かれた地域、石岡市の旧八郷町(やさとまち)はりんごの南限、みかんの北限と言われ、実り豊かな農村です。決して交通の便がいい場所ではありませんが、その少しの不便さが残してくれた自然の豊かさや里山の美しさはこの地域の宝でしょう。
関東平野に浮かぶ小島のような八郷という地域には、巨大な資本や、細分化された仕組みによって複雑化した社会から少し距離をおきつつ、昔ながらの暮らしを守り、生きるための技を磨き、知恵をつけ、自立的な暮らしをしている人たちがいます。彼らの暮らしには、3・11以降のこれからの生き方のヒントがちりばめられている気がします。
そんな懐かしくも新しい、未来に伝えてゆきたい技や、知ってほしい場所や人をご紹介していきたいと思います。(Sachiko Kang)
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