津軽の伝統野菜
大鰐温泉もやしでござい。
一目見た瞬間に、ズキュンと心を射抜かれ、
もやし自体の値段よりもはるかに高い送料も厭わず
思わずお取り寄せしてしまったのは、
はい、私です。
食いしん坊ってやつは、好奇心が旺盛ってやつは、
と我ながら呆れます。だけど、お取り寄せした自分偉いッ
と手放しでほめたくもなります。
このもやし。もやしってこんなにうまみがあったっけ、と開眼してしまいました。
青森県は津軽地方で、冬季限定で作られるこの大鰐温泉もやし。温泉の熱を使って、水道水は使わずに温泉の水だけで土耕で作られるということ以外の生育方法は、門外不出という謎めいたところにもひかれます。
しかも、特別な栽培方法ということもあり、現在では4軒の農家さんが作るだけということを聞いてしまったら、より一層愛しく思えてきました。
しかも、この30センチという長さ。
もやし という幅に収められないこの存在感。
まずは、シンプルにぺぺロンチーノ的にして食しました。
フライパンを熱して、スライスしたにんにくを炒め、香りが出たら赤唐辛子と燻製ベーコンを投入。ベーコンに火が通ったら、さっともやしを炒めます。
もやしの食感をこわさないために、熱を通すのは、本当にさっと。
シャッキシャキ
そして、もやしとは思えぬ深いうまみ。
ワタクシ、もやしをあなどっておりました。
ゴメンナサイ。
Trackback(0) Comments(6) by 安島夏|2009-02-10 13:01
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