ご利用規約プライバシーポリシー運営会社お問い合わせサイトマップRSS

[食べるプロ] 記事数:210

< 次の記事 | 前の記事 >

名前はひとつにしてくれないかなぁ

このエントリーをはてなブックマークに追加

「雪菜だよ」

ともらった、この子。どうにもしっくりきません。

おぬし、雪菜か?

調べてみたら、手にしたこの子はターツァイでした。雪が降るほど寒い時期に、露地で栽培したターツァイの別名だったもようです。

気になって、雪菜について調べていたら、全国各地に“雪菜”が存在することが分かりました。仙台雪菜は、アブラナ科のひとつで、ぬめりがある冬に採れる菜っ葉。山形県の特産のひとつである雪菜は、冬場に軟白栽培で育てる、これまたアブラナ科の菜っ葉です。

アブラナ科の菜っ葉類に、付けられていることが、大きな共通点というところでしょうか。

ややこしいなー

と思う反面、

雪が降るほどさむーい季節に、けなげに育つ青々しい菜っ葉。だから雪菜。

なんて、ネーミングから想像すると、ちょっとしたイメージアップにつながる気がします。

ブランドヂカラ ってこういうことだよなぁ、とひとりごちました。

ちなみに、ターツァイは、今の寒い時期だから地に這うようなこんな姿。

寒い時期以外は、ちんげん菜のように、立った姿に育ちます。地に這う方が、外気に触れる面積が増えて、より一層寒そうな気がするのは私だけでしょうか。

同じ品目といえども、育つ環境でこうも変わるとはカメレオン野菜。

こんな葉の形に、濃い緑。アピールしまくりのビジュアルなくせに、クセのない味で、どんな素材とも相性がいい、ソフトな子なんです。

さっと塩炒め、もしくはオイスターソース炒めが私好み。

今夜のごはんのひとつは、ターツァイに決定です。

» Tags:ターツァイ, 雪菜,

Trackback(0) Comments(4) by 安島夏|2009-01-29 16:04

[食べるプロ] 記事数:210

< 次の記事 | 前の記事 >

ゆたりブログ



「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)