ただ かぼちゃ
ではなくて、きちんと
江戸崎かぼちゃ
とフルネームで呼んでしまう
初めて江戸崎かぼちゃを食べたのは、いつだったでしょうか。
茨城でさえも、他県産、いや江戸崎かぼちゃ以外のものと比べて、少々お値段は上がります。野菜・果物の値段を、本質からみていなかった時代は「何で同じかぼちゃなのに、これは高いの??」と訝っていたのも事実。
だけど、この丁寧な育てられ方を知ると、納得せざるを得ません。この江戸崎かぼちゃだけに限らず、
「果物って高いから買わない」
と一蹴する友達を前に
「日本の農家さんが、どんだけ手間かけてると思ってるの」
と軽く説教する、だいぶ面倒くさいワタシです。
さて、江戸崎かぼちゃ。
本当は、ただ蒸しただけ、焼いただけもほっこほこで甘みもうまみもあって、十分においしい。塩さえもいらないと思うときもあるほど、かぼちゃ自体がこんなにおいしいなんて、とかぼちゃに開眼したのも、この子がきっかけです。実家の家族は皆かぼちゃ好き。去年贈ったら
「ほかのかぼちゃと違うー!」
と喜ばれたのも記憶に新しい。
何にも手をかけなくとも十分なのですが、かぼちゃのサラダが食べたくなって、ちょっと多すぎ? と思いつつ4分の1個を蒸してサラダにしてみました。
蒸したかぼちゃに、みじん切りにした玉ねぎ、刻んだレモンピール、レモン果汁、塩、こしょう、そしてヨーグルト。レモンピールがさわやかさを加えて、いい働きしてくれてます。パンプキンシードとか、ピスタチオなんかのナッツ類を加えても歯ごたえが加わっておいしそう。あくまでも、調味料はちょっと足りないかな、ぐらいで抑えるほうが、このかぼちゃのよさが出る気がします。
写真用に、こんな感じにパンにのせてみましたが、実際食べるときはもっとテンコモリにして、パンでぎゅーっと挟んで食べました。
江戸崎かぼちゃ、サマサマです。
決して嫌いではないようですが、やはり例にもれず“男子はあまりかぼちゃを好まない”に含まれる、アイボウ。むしろ大歓迎。一人でもりもり食します。
Trackback(0) Comments(5) by 安島夏|2010-07-08 14:02
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