毎年、忘れず連絡をくれるひとがいます。
誕生日ではなく、この日に。
夏に至る、と書くかららしいです。
えぇ、えぇ。下の名前は夏ですよ。
なるほどね。
そんなに頻繁に連絡を取る相手ではないだけに、初めの数年は「なんじゃい?」と訝っていたのは事実。でも、その事実が明らかになってからは、そのひとのおかげで夏至という日の存在を思い出すようになったことも、また事実です。
別に何がどうこう、というわけではないですが一年のうちで一番陽が長いというのは、意識すると妙な心持にもなるのです。
陽が長い。
短いよりは、人間前向きになれるような気がします。
写真は昨日作った冷やし焼きなす。
暑さに滅法弱いので、どうにか体の中から冷やされよう、とのもくろみです。いえ、本当は単純になすが食べたかったからなんですが。
なすはグリルで皮がこげるまで焼いたら「アチチチ…」などと言いながら、熱いうちに皮をむきます。あごだしに、塩漬けしておいた実山椒を加えた夏らしい味のだしに、ゆでたオクラとともに漬けて冷蔵庫でキリリと冷やしていただきました。
あったかくてもおいしいですが、
冷やすとだしの味が際立って、こちらの方がよさが出る気がします。
さて、今夜のごはんは何にしよう。
あ、賞味期限が今日までになっているタコがあるので、
タコとしそのパスタにでもしましょうか。
と、昼間から夕飯を考える、どこまでも食いしん坊。
夏至とか云々、色っぽい話はどこへやら。
Trackback(0) Comments(2) by 安島夏|2010-06-21 14:02
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