材料も作り方も、なんてことない日常の延長だけど
よそゆきに見えるテリーヌ。
リエットが食べたくて材料を用意したけれど、作る手順をもうひとつ増やすだけでテリーヌになることが脳裏をよぎり、瞬時に気持ちがテリーヌに飛んでしまいました。
テリーヌってなんだか無意味に面倒なイメージがありますが、この鶏肉のテリーヌは本当に簡単。
だけど、お客様に出しても恥ずかしくない子に育ってくれました。
いろんな作り方があるけれど、私の場合。
鶏もも肉、たまねぎ、エシャロット、にんにく、白ワイン、そして香りづけのタイムとローリエ、調味料は塩、こしょう。
本当にこれだけ。
なのに、どこかで食べた味になるのです。
簡単に言ってしまうと、材料を白ワインとお水を加えて煮て、水分がなくなってきたらフードプロセッサーなんかで攪拌し、冷やし固めるだけ。
本当にこれだけ(二回目)。
たっぷりの粒マスタードなんぞ添えれば、十分におもてなしメニューに。
実家を出てから、人を家に呼ぶという楽しみを覚えました。それ以来、「人様にお出ししてもイケる」メニューというのは、私の課題でもあり、楽しみにもなったのです。
Trackback(0) Comments(4) by 安島夏|2010-06-14 19:07
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