武蔵野と呼ばれる、東京西部~埼玉にかけては
かつて小麦の産地であったといわれています。
この小麦をまた復活させようという働きがあり、この地粉を使ったうどんを食べられるお店もあるのです。
一度食べたことがあるのですが、
もちもちシコシコ、そしてつるり。
その食感のよさが忘れられず、また行ってきました。
しかも、2軒ハシゴ。
「うどん屋をハシゴする女がどこにいる」
と友達に一蹴。
ま、普通そうですな。
私も香川県を旅した時以来です。
まずは、東村山市にあるきくやさん。
ここは、たたずまいは愛想はないけれど(ごめん)、
味のよさから、お客さんがひっきりなしにやってきて
麺がなくなり次第終了というお店。
だいたい13時とか13時半には閉まってしまうそう。
武蔵野うどんの基本は、つけだれ。
濃いめの醤油ベースで、豚肉が入っていることが多い。
LLとか3L、4Lとか
一体どんな量だか想像がつかない量の設定がおもしろい。
私は3Lをオーダーしました。
小食の女性にはちょっと多いかもしれませんが、
腹ぺこ/けっこう食べるよ私、といった方は
きっとぺろりと平らげられるはずです。
つゆはもちろんですが、
麺がおいしいんです。
妙に拍車がついたわれわれは、
ハシゴするという行動に出ました。
次なるお店は、練馬区は石神井光公園にある
エン座。
ここは何年も前から行きたいなー、と
ぼんやりと思い続けていたお店でした。
ご主人と奥さんのお二人で切り盛りするこちらは、
変わったメニューもちらほら。
だけど、私は生醤油うどん。
上には、どどんっと練馬だいこんのおろしがのっていて
さっぱり。
アイボウは、季節の糧もりうどん(豚肉入り)をオーダー。
しょうゆベースのつけだれでいただく、ベーシックな武蔵野うどんといった感じです。
こちらも、麺が何よりおいしい。
おなかいっぱいだと思ったのに、
つるりつるりと胃の中に吸い込まれていきました。
あぁ、満足。
あぁ、満腹。
この日は、夕飯は野菜のおかずちょっぴり、で十分でございました。
» Tags:武蔵野うどん,
Trackback(0) Comments(6) by 安島夏|2009-03-23 17:05
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