実家の家族のことを話すと
「そうか、夏の食いしん坊は、その育った環境がはぐくんだわけだね」
と言われます。
えぇ、それは間違いありません。
実家の家族は、皆、食べものにかける情熱は人一倍です。
もう15年ほど前から我が家の年末の恒例行事になっているのが、鮭をはじめとした燻製作り。
父親のセルフビルドの週末ハウスが、霞ヶ浦湖畔にあるのですが、
そこで毎年年末に燻製を作ります。
今年は、買出しから私も手伝いました。
早朝の那珂湊で、鮭の半身を16枚買い、骨を取り、塩をするものと、スパイスなどを入れたソミュール液に漬けるものに分けて、しばし置き、それをサクラやクルミなどのウッドでスモークするのです。
いや、これがおいしいのなんのって。
市販のものは食べられなくなります。
鮭以外にも、ベーコン、ささみ、かまぼこ、ちくわ、タクアンなんかも燻製できます。
なんてことない料理も、これらの燻製を使うことで、かぐわしい香りになって、チープな料理をグレードアップさせてくれる、頼もしい奴らでもあります。
日々、「おいしいから、一気に食べてしまいたい」気持ちと、「いやいかん、一気に食べてはもったいない、ちびちび食べよ」の気持ちのせめぎ合いです。
» Tags:燻製,
Trackback(0) Comments(2) by 安島夏|2009-01-05 22:10
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