あまりにも悲しみすぎて
あまりにも考えすぎて
あまりにも悩みすぎて
春という季節ど真ん中にいることを忘れていました。
お久しぶりです。
ここのブログに何か書こう、書こうと思いながらなぜか書けませんでした。
3月11日。
友達3人が我が家に遊びに来てくれていました。心強い友人が3人。息子もいる。家族も無事。
けれど、悪夢か、はたまた映画を見ているのかと何度も自問してしまうほど、不安定な自分がいました。
ポジティブになろうにも、
それさえも後ろめたい気分になってしまったり。
A型ながらも大雑把な人間なのに
自分をとりまくさまざまなことが
気になって、
自粛しまくって、
閉じ込めて、
と、すっかり疲弊してしまいました。
ですが、あることをきっかけに
すぱーん
と突き抜けました。
何事も無駄づかいはしない
だけど、前向きになるエネルギーは発しようと思います。
自称、回遊魚 なのに
この数週間 すっかり
静止していました。
なので、今が春真っ盛りでそここで
桜が咲こうとしていることや
ふんわりとやわらかな日差しや風、
鮮やかな草木の色
なんかに気づくことを忘れていました。
なんともったいないこと!
そして、約20年も苦しんだスギ花粉症、
どうやら、ほぼ治っていた(!!!!!)
ことにも気づかないアホっぷりでした。
おそらくこれは、妊娠・出産による体質の変化かと思うのですが、
この時期に薬を飲まずに過ごすなんて信じられません。
現状の空気なんぞ気にせずに、
大きな口を開けて空気を吸い込みながら
外で小躍りでもしたいほどの、嬉しさなのです。
何度、目を取り出して洗いたいと思ったことか。
何度、自分のことを“鼻水製造マシーンだ”と思ったことか。
何度、春だけ日本から脱出しようと真剣に考えたことか。
花粉症は治ることなんかないと思っていたのに、
奇跡というのはあるのだと気づいた2011年の春です。
ひきこもっているうちに
息子の保育園入園の日が近づき、
その準備が終わったのが入園式の前日だったという
だめ母でもありましたけれど。
昨日、無事に入園式を終え
月曜から慣らし保育が始まります。
最近人見知りが激しくなってきたので、
私と相方以外の人が抱っこでもしようものなら大号泣するのですが、
それ以上に私が泣いてしまいそうです。
親離れ
よりも、
子離れ
は、難しそうです。
いろいろな意味で考えさせられる、今年の春です。
Trackback(0) Comments(5) by 安島夏|2011-04-02 21:09
「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)