もっと若いころは、
クリスマス > お正月 でした。
ですが、だんだん
クリスマス ≧ お正月
となり、すっかり
クリスマス < お正月
となりました。
もちろん、どちらも全力で楽しみますけどね。
何はともあれ、どちらも食べもののことばかり考えている食いしん坊です。クリスマスに関しては殊に、日本人らしいイベント的要素を抜粋している感じですが、この島国ゆえ、しょうがないということにしておきます。
家の中に、あまり物を置きたくないので、年がら年中「男の一人暮らし」と言われる、シンプルさ。部屋にある飾り的なものといえば、大きな世界地図、地球儀、北欧柄のタペストリー、紙でできたイノシシの置物。キャラものなんぞ、ひとつもありません。
だけど、この時期だけ小さな、小さなクリスマスツリーを飾ります。私が選ぶものなので、かなりデフォルメされたものですが。
お店に入ったときに流れるクリスマス関連の音楽に、「あ、もうすぐクリスマスだっけね」と思い出すぐらいな2009年です。
そんな少々枯れている先日、パンと料理の講師をされている方から、手づくりのシュトレンをいただきました。この方の作りだす味が、とてつもなく好きなので、もらった瞬間仕事先だったのに本気で小躍り。
本当は、もう少し寝かせておくはずが、毎日一切れ、また一切れと、確実に小さくなってきています。クリスマスまでは持たせるように頑張ろう。
もう一方で、お正月を楽しみにしています。
昔から、おせち料理はあまり好きではないのですが、私流のおせち料理をどう作ろうかと考えているところです。
お節料理は、全般的に味が濃いのが苦手なゆえん。
でも、この濃い味でなければおせち料理になりえなかったのかもしれません。
毎日忙しく働く家庭の主婦を、正月の三が日だけでも休ませてあげよう、という意で保存のきく、塩分強めのお料理の数々ですものね。
これを知ったのも、大人になってからです。
おせち料理は苦手、と書きましたが唯一の好物が黒豆。
てりてりっとしたツヤに、ころんとした形。
豆、ってだけで好きなわけです。
去年フィリピンで出会った、フィリピンの黒糖マスコバド。これで、黒豆を煮たら、んもうおいしいこと。今年もこのマスコバドで仕込むべく、1キロ買い求めました。
糖蜜分離も、精製も一切しないことで、うまみがそのまま残っています。口にぽいっと放り込んでも、甘すぎず「おいしい」と思うほど。
すでに何度か練習をば。
ま、練習とは名ばかりで、ただ食べたいだけなんですけれど。
Trackback(0) Comments(4) by 安島夏|2009-12-16 10:10
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