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[まいにちが、記念日] 記事数:575

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島根を旅して・その1「若草」

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2年前の夏、「島根モニターツアー」に当選して行って来ました。
関東の人間にとって意識も距離も遠い島根県を旅することが、今の私にとってとっても大きな岐路だったと今になって思います。

しかし、旅している最中は、旅をすることに全力で2年後の自分を想像することもありませんでした。
パソコンのフォルダを整理していて、写真やレポートなどを見つけてとてもなつかしくなりました。同時にそしてモニターとしてお世話になりながら、島根の魅力をお伝えする機会がなかったと反省。
なので、ここでちょこちょこっと振り返ってみようと思います。

その前に・・・。
近年、日本の食文化が見直されています。
「食育」・「ロハス」・「スローフード」・「有機」、新しいところでは「地産池消」・「フードマイレージ」などの食に関係する言葉が次々と発信されています。しかし「食」は一過性のブームではありません。

島根の人々の「食」へのこだわりはそういう場所とはかけ離れたところに、静かに存在していました。自然の力が「美味しさ」と「食の安全」を連れてきてくれるということを、ちゃんとわかっていて、長い年月の中でゆっくりと育んでいるのがよく分かりました。
しょう油、酒、乳製品、丸ごと挽いたそばなど、とにかくシンプル。シンプルなのに、どれもとびきり美味しい。
今回は和菓子について書きたいと思います。

私たち一行はまず、彩雲堂という和菓子屋さんを訪ねました。
会長の「松江の人は日常的に抹茶を楽しむ」というお話。一見堅苦しいイメージですが、松江では作法にとらわれることなく(朝などはポットからお湯を注いでの飲むのもアリなのだそう)家族で朝、抹茶を飲むことがあるという。そういった生活の中で、和菓子文化も育まれていったのだと思う。上生菓子などは「高い」というイメージだったが、手ごろな価格で本物が味わえました。

2日目には元日銀松江支店の建物を改装したモダンな建物にある「カラコロ工房」という場所で、上生菓子2品の手づくり体験をしました。
それと島根を代表する「若草」というお菓子。求肥の上品な味です。

和菓子というと、京都のイメージですが上品かつ親しみやすい和菓子なら島根の和菓子がオススメです。

Trackback(0) Comments(4) by つき|2008-07-02 22:10

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