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[食べるプロ] 記事数:210

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お茶を淹れるということ

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「今までお茶を淹れていなかったな」

とっさに反省しました。

昨日とある紅茶のイベントの取材に行きました。

フードコーディネーターの方が、お菓子の盛り付けとともに、紅茶の淹れかたのデモンストレーションをしてくださる。

茶葉の量

水の選び方

ポットの選び方

そして手順

時間

すべてにおいて、紅茶の茶葉の気持ちになって、それはそれはしっくりくる淹れかたをしていました。

丁寧に淹れている、ということかもしれませんが、私にとっては「正しい淹れかたをしている」と感じたのです。

「イギリスかぶれだからぁ~、断然コーヒーより紅茶派なんだよね、私。」

なんて言っていた自分、おい!

人様の前で紅茶を淹れなかったことを安堵するぐらい、私の場合、なんと雑だったこと。

ホットに続き、アイスティーの淹れかたまで、丁寧に教えてくださいました。

紅茶は絶対にホット、アイスティーはあんまり好きじゃない。そう思っていたけれど、淹れかたによっては、ものすごく好みであることにも気づきました。

おいしいものを口にしていないだけで、その対象があまり好きじゃないことは往々にしてあると思います。

おいしいもの、正しいものに出合うということは、食の生活レベルが上がるようでもあります。

ありがたいことにおいしい紅茶のリーフを3缶いただいたので、この秋冬はじっくり紅茶を淹れることにしよう。

お茶をおいしく淹れることができる女。

日々を丁寧に生きているようで、とってもいい。

Trackback(0) Comments(2) by 安島夏|2008-10-19 22:10

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