豆ともち米ですもの
嫌いなはずなんぞないのに
コドモの頃、嫌いでした。
お赤飯が。
この話をすると、決まって
「コドモなんて『ピンクのごはーん!』 なんて喜ぶもんじゃないの?」
と言われるのですが、その嘘っぽいピンクが嫌だったのです。もちろん、着色していない、天然の色そのもののお赤飯もあるのですが、初めてのお赤飯体験が着色料がっつりのザ・鮮やかピンクなお赤飯、だったのです。
本当に可愛げゼロ、むしろマイナスなコドモだったので
「このごはん、何でこんなピンクなワケ?」
とかって、生意気にも発していたことでしょう。
あーやだやだ。
自分のコドモには、私のようにコドモらしさのない人ではない、
そしてひねくれていないことを切実に、切実に願いますが、
でぃーえぬえー
というものがありますので、それを恐れているわけです。
ちなみに、コドモらしくないエピソードといえば
ファミレスなんかにあるお子様メニューも避けてました。
「こんな子供だまし、ふんっ」
って思って、通常のメニューを頼んでいました。
ほんとーにかわいくないなーと思います。
何でごはんに旗立てるの?
って思ってましたもの。
おもちゃもいらないし、って。
ヤレヤレ…
それが不思議なことに、大人になるにつれて
その“コドモ向け”が恋しくなるのが笑えます。
さて、お赤飯。
ささげが入って、もっちりとしたあのごはん。
いまや大好物。
自分ではなかなか作りませんが、
食べる機会があると心の奥で、ふふふーと喜びます。
お豆、たっぷりのところよろしく、って。
もちもち
ぷちぷち
おいしいじゃあ、ありませんか。
ちなみに、先日遅ればせながらムスコのお宮参りをし、
その際に義母が作ってくれた、このお赤飯。
おいしくって、ちゃっかりお持ち帰りもしてしまいました。
その日の夜にも食べ、
残った分はおにぎりにして冷凍庫にも。
ふふふ
どうぞ、相方にばれていませんように。
冷凍庫の、お赤飯。
Trackback(0) Comments(5) by 安島夏|2010-11-15 16:04
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