茨城県の西部に位置する下館駅からほど近い住宅街のなかに太陽と月の珈琲はある。車通りの多い道から一本入ったそこは、一軒家カフェと言う名にふさわしい落ち着いたロケーション。夜の月明かりで浮き上がったような外観を眺めながら玄関に入ると、誰かの家に遊びにきたような家感覚にほっとさせられる。陽が落ちてからの独特の空気感が店内に広がり、優しい間接照明の光とともに奥のソファー席へと導く。
Trackback(0) Comments(0) by 吉川永里子|2007-11-24 19:07
茨城県庁近くにある桜並木沿いを走って行くと、一見雑貨屋さんのような佇まいのカフェドロトリーが見えてくる。白い外観にハイネケンの緑色の旗がひらひらと翻り、私を店内へと誘い込む。手作りの小さなテラスを横目に見ながら、ガラスのはめ込まれた大きな扉を開けると、ふわっとした軽やかな空間が迎えてくれた。ヨーロッパの街角にありそうな、特別気取らなくても入れる感じが、一人で訪れた私を嬉しくさせる。
Trackback(0) Comments(0) by 吉川永里子|2007-11-16 18:06
水戸の中心街を抜けて国道118号を北に走ること1時間半。曲がりくねった川を何度も渡り、少しにぎやかな場所に出るとキュートなカフェが見えて来る。ハッと目をひく「F」の文字を記した看板が印象的で、ここを通ったことのある人なら見覚えがあるはず。草花に囲まれた入り口をくぐってステンドグラスの施された扉を開くと、オシャレな雑貨コーナーとカフェスペースが広がる。温かな光に包まれた店内には、田舎ならではの和やかな空気感が漂っている。
Trackback(0) Comments(0) by 吉川永里子|2007-11-08 09:09
水戸市街を抜けて、岩間方面に車を走らせること30分。栗林があちこちに現れはじめたら栗の家はすぐそこだ。オーナーの小澤さんご夫妻は歯医者という専門職を引退してから、この地で土日のみの栗菓子喫茶を営んでいる。ご主人の実家を解体して移築された古民家は、米問屋だったというだけあって広い土間のある店構え。栗の形にくり抜かれた引き戸を開けると、そこには古くて可愛らしいテーブルと椅子、そして骨董品の数々が並べられている。「どうぞ、お好きなお席へ」と声が聞こえて、物腰のやわらかな奥さんが迎えてくれた。
Trackback(0) Comments(0) by 吉川永里子|2007-10-17 13:01
国道50号を右にそれて、しばらくすると見えてくるオレンジ屋根の一軒家。ここがニュートラル3回目のお引越し先。大通りの喧噪から一本離れた駐車場で車から降りると、少し濃くて凛とした空気が迎えてくれた。元々レストランだったというこの建物は、オーナーの大木さんが見つけた時、まさにジャングルさながらの状態だった。2年以上野放しだった敷地の草刈りから始まって、床板はりや壁のペンキ塗りまでスタッフ総出で手を加えて造り替えた。
Trackback(0) Comments(0) by 吉川永里子|2007-10-17 11:11
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