結局、またまた夜行バスになった。
当日の早朝、新幹線で行こうと思っていたのだが
こう毎晩遅いと、早起きできる自信がまったくなかったのだ。
乗ってしまえば、寝ている間に運んでくれる夜行バスは
私の強い見方である。
さて、商店街のはずれに忽然と現れる
この不思議な入口の建物こそ、大阪は九条にある「シネ・ヌーヴォ」。
維新派という、体力勝負のカリスマ劇団が立てたというだけあって、
イマジネーションをかきたてられる、独特の雰囲気を持つミニシアターだ。
この映画館の入口を入って、一番奥の階段を上がると
そこが、まるで、秘密の小部屋のような「シネヌーヴォX」である。
私の映画「つぶより花舞台」は、ここで上映される。
客席は30あまりだろうか。
映画館というより、ホームシアターのような、アットホームは空間だ。
幸い、今朝の毎日新聞でも、先日の読売新聞でも、
写真つきで、かなり大きく記事にしてくださったので
問い合わせも増えてきていると、支配人の山崎さん。
えがったえがった・・・・。
一緒に、舞台挨拶することになっている朝日恵子女史、
早々と映画館に到着なさったようで、
壁に貼られた記事などをよんでいらっしゃった。
「なに喋ります?オーソドックスにいきます?」
緊張していらっしゃるのか、心持早口。
私はいまのかんじゅく座について、割とナマなねたを話すつもりだった。
「じゃあ!私はオーソドックスにいきますね!!」
ドキドキしていらっしゃる朝日女史と
あれこれ、世間話で盛りああっているうちに、もう定刻11時。
山崎さんの誘導で、劇場に入ると・・・あら!!
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Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2009-03-01 07:07
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