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[まいにちが、記念日] 記事数:575

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特別支援学校の教育相談

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2年前の夏のちょうど今頃、息子が今通っている特別支援学校の教育相談がありました。
「相談」というと、現在の困りごとを話すイメージですが、中3生の教育相談はそれとは異なります。

一言で言うなら、3月の入学選考試験を受けるために絶対に行かなければならないので相談があろうとなかろうと入学を希望するならば参加は必須です。
教育相談の前、1学期中に学校説明会があるのでそこに足を運んで行きたいと少しでも思ったら教育相談に行ったほうが間違いないです。

2年前なので形式が変わっているかも知れませんし、学校によって方法に違いがあるかも知れませんが、以下は息子の学校の例です。

3月の試験でやるような内容をグループでやったようです。とはいっても学科試験のようなものではありません。
みんなの前で話すとかみんなで行動するとかそのような内容だったようです。
今考えてみればそれは合否を判定するものではなく、入学してこのようなことをやりますよ、というような内容でした。
困っているときに困っていることを話すことができるか、とか、みんなで力を合わせて行動するときに一人でぼんやりしていないか、とか。
一夜漬けでは太刀打ちできないものです。
普段からの言葉かけや行動で当日できることばかりでした。

その後本人、担任の先生、保護者の面接です。
面接の練習は教育相談に備えて、本人には中学校の教頭先生が練習をしてくれましたがやはり当日は緊張してしまいます。
本人には夏休みの過ごし方とか、家の手伝いのことなど聞かれました。
私(保護者)には、併願校や本人の長所短所など聞かれました。
その後私たちは退席し先生が学校の様子を離してくださったようです。

声が小さい、わからないことに無言になってしまうなど反省点ばかりでした。
その後フィードバックをいただけるのですが、ダメかも…とくじけそうになりました。

市内には特別支援学校があります。だから、もしダメでも何とか行くところはあるだろう。
学校に対しても息子に対しても、そんな消極的で失礼な態度で臨んだ教育相談でした。
でも、「どうしてもこの学校に行きたい」と言ったのは息子でした。
本人が一番自分を信じていたのかも知れません。

教育相談を受ける方へのアドバイスとしては、フィードバックを活かす、ということ。
3月までにできなかったことがどれだけできるようになるかを見られているように感じました。
先生たちは意地悪を言っているのではありません。
先生のアドバイスはすべて、入学してからもやらなければならないことです。
大きな声で挨拶ができる、単調な仕事でも我慢してやり遂げる等、
試験の日までにできるように努力することが大切なのだと今、在籍させていただいて身にしみています。

Trackback(0) Comments(0) by つき|2015-07-23 18:06

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