昼間、窓を開けているとあちこちから聞こえる稲刈り機の音。
とってもうるさい。が、その音さえも今年はいとおしく感じてしまう。
ニュースで騒がれている「汚染米問題」。
今までもたくさんの食品偽装事件が起きていたが、高級料亭や、めったに食べない地方のお土産、牛肉やうなぎなどわりと値段の高めの食品が多かったので、対岸の火事、みたいなところも正直、ある。
が今回は別。
ひどすぎる。
以前の日記(←クリックで過去日記へ)でもミニマムアクセス米について少し触れたのですが、JAの人さえも
「国がきめたことだがら、しゃーんめ(訳:仕方ない)」という発言。
そのときは「税金もったいないな」くらいにしか思わなかったのですが、焼酎や和菓子などに加工されていたり、病院や介護施設へ食用として流れていたということを知り、腹立たしく思いました。
どうしてこの国は食べることをないがしろにするのか。
草も生えないような国がある。
その土地を一生懸命耕し、作物をつくり、感謝し祈りながら食べている人もいる。
こんなに豊かな土地を持っていながら、外交に翻弄される国、利ざやを稼ぐ悪徳業者。
食の安全などまるでおかまいなしと言わんばかりの態度。
いつか、取り返しのつかないことになるのではないか。
とりこし苦労でないといいのだけれど。
Trackback(0) Comments(3) by つき|2008-09-12 22:10
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