にんじんは、あまり好きではなかった。
なので、生で食べるなんて強気なことは決してできなかった。
なんと、もったいない。
嫌いではないものの、そんなに好き好んで食べなかったにんじん。
そのにんじんを最大限、そのまんまで味わうという 生食 なんてことは、恐ろしくてできなかった。だけど、ひょんなことから、生のにんじんをぼりぼり食べる機会に出くわした。
仕事だから、、、としょうがなくにんじんをかじっておどろいた。
「お、おいしいじゃん」
生で食べるにんじんが、こんなにもおいしいとは気づかなかった。どうやら、加熱したにんじんの ふにゃっとした食感、凝縮された甘みがあまり好きではなかった模様。
生
↓
焼く
↓
煮る
↓
蒸す
の順に、にんじんへの愛が落ちる。生のぼりぼりっとした、ガッツある食感、みずみずしい味わいが最高に好き。焼くは、まぁまぁオッケー。でも甘くしたグラッセはNG。煮る、も大きさによる。蒸す、はどうにもいただけない。いえ、出てきたら食べます。でも、自分からお箸を伸ばすことはなかなかないかもしれない。
子供の好き嫌いの理由にも通じるような気がした。
さて、生のにんじんのおいしさに気づいてから、我が家でのにんじん消費量が格段にアップ。
にんじんのサラダなんか、常備菜の常連。
千切りにして、レモン(これは欠かせない)、お塩、こしょう、バジルで和えた簡単なもの。だけど、これだけで充分いける。小さめのにんじんなら、一気に一本食べてしまうほどの好物に。
最近どうにも手のひらが黄色いような気がするのは、にんじんによる作用なのか否か…
» Tags:にんじん,
Trackback(0) Comments(2) by 安島夏|2008-09-02 09:09
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