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[ユタリナ・カフェ手帖] 記事数:43

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茶ノ逢

 大きなイベントなどが行われる、海浜公園が有名な茨城県ひたちなか市。その街から海へと向う大通りに、隠れ家のような和風カフェがある。道路に面した建物の裏手にある入り口を目指して『茶ノ逢』と書かれた看板をくぐっていく。板張りの道を進んで扉を開くと、広々とした間隔で構えられた席が並んでいる。何となく懐かしい、でも古くさくないホッとできる場所がそこにはあった。奥には一段上がった畳の個室風の部屋もある。今日はとことん和を楽しもうと、ほうじ茶のプリンを注文して、足を投げ出してくつろぐ。

Trackback(0) Comments(4) by 吉川永里子|2008-04-06 18:06

H2O@CAFE

 ここ数年発展し続け、飲食店も増えているつくば市。そんな中、隠れ家のような一軒家カフェ『H2O@CAFE』は7年前にオープンした。大通りから一本入ってまんまと住宅街にまぎれているので、外観を見ただけでは中を想像することは不可能に近い。普通の一戸建ての仮面をかぶった扉を開けると、突然クラブのような世界が一面に広がっている。ターンテーブル越しにオーナーが笑顔で迎え入れてくれた。

Trackback(0) Comments(5) by 吉川永里子|2008-03-28 02:02

cafe la famille

 茨城県の西部、歴史と伝統が残る結城の町。その中心部から少し離れると、畑に囲まれたどこにでもあるような地方の住宅街が見えてくる。しかし突然ハッとさせられるような、まるでフランスの田舎の風景を映しとったかのような一体が現れる。駐車場の隙間を見つけて車を停め、アンティークの門を越えて敷地内に入る。完璧に作り込まれた建物と、それを飾る古めかしい雑貨の数々。ずっと行ってみたかったcafe la familleへは、思いがけないタイミングでやって来てしまった。

Trackback(0) Comments(5) by 吉川永里子|2008-03-21 16:04

OKAtte

【2008.12.21をもって閉店致しました】

 作家やアーティスト達が集う茨城県笠間市。その中でもアートの発信地として、実験的な活動がされて来た大谷石倉庫に、ひと際異彩を放つカフェ『OKAtte』が店を構えている。細い道を山の方へと入っていった所に、存在感溢れる石造りの倉庫が現れる。しかしこの中でお茶や食事が楽しめるとは、まったくもって想像しがたい外観。無造作に置かれた廃材や古道具、雨ざらしの椅子や机…。それでもひとたび古びた工具で作られたドアノブを握り,思い扉をギシッと鳴らせば、それまでの全てに納得がいく素敵な空間へと連れていかれる。

Trackback(0) Comments(4) by 吉川永里子|2008-03-16 21:09

LETTUCE CAFE

 茨城県を縦に走る国道沿いに、かつてレタス畑だったカフェがある。その名もLETTUCE CAFE。オープンして既に20年という時間が経つこの店は、4年前に改装された際“カフェ”という名を新しくつけられた。外観はシンプルな一軒の建物だが、一度中に足を運ぶと不思議な高低差のある空間がちょっとしたワクワク感をくれる。テイストの違う4つのフロアが広がっていて、明るさを落とし気味の照明が店内全体をブラウンに染めている。

Trackback(0) Comments(6) by 吉川永里子|2008-03-11 16:04

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