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[鯨エマの海千山千 Date:2008] 記事数:323

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稽古楽(ケイコラク)

最終稽古のことを、稽古楽という。

14時開始の16時通し稽古、
18時に稽古場の荷物を搬出し
トラックに荷積み、19時からダメダシ、
20時解散・・・というスケジュール。

最後だからやりたいところもあるのだが
ここまで来たら、主役の鎌田くんの体力を考えて
ちょっと早めに終わったほうがいいだろう。
ほんとうは、明日の仕込みも免除しようと思ったけれど
逆に仕込みは参加したほうが、
劇場になれることができていいかもしれないから、
ほかの40歳未満の役者と同様、お願いした。

この23歳の鎌田君が今回の主人公。

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by 鯨エマ|2008-07-22 00:12

最後の稽古へ

不覚にも、電気こうこうのまま、ぶっ倒れるように眠っておった。
制作さんから当日パンフの校正が上がってきていたというのに、
本当に申し訳ないことをしてしまった。
毎度のことながら、劇場入り前の2~3日は徹夜の勢いだが、
もうここ数年、徹夜をしても効率が上がらないことが分かってきたので
(単純に体力の低下)
どこかでキリをつけて眠ることにしているが、
ああ!!この電気つけっぱなし、というのがなんとも。
朝起きたときの自己嫌悪といったら・・・!

悔やんでも電気は逆流してくれないので、
諦めてまたパソコンの前に・・・。
ごめんね~~、制作さんよ~~。
メールを開くと
「お互い眠れぬ夜ですね。」
と、どこかで聞いた文句が。
悪い!あたしゃあ、ねむっちまったわ。

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Trackback(0) Comments(2) by 鯨エマ|2008-07-21 09:09

稽古後の水分補給

自転車ですから、はい。
マラソンだって、途中で何回も水分補給するでしょう、
それと同じ。
稽古の帰路、脱脂綿のような体に
命の水を・・・・

ということで、まずは出演者の美加と
香港料理の店へ。
美加は生ビアを、ワタクシは冷たいお茶を。
(次があるので、のめんかった・・・)

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by 鯨エマ|2008-07-20 03:03

音声ガイド

視覚障害者用の音声ガイドを作り始めて5年。
といっても、自分の芝居と、劇団銅鑼さんくらいしか、
携わっていないので、経験は多くはないが
続けて利用してくださる方がいるのでそれを励みしている。

音声ガイドは、いわゆるテレビの副音声のようなもの。
しかし、舞台はテレビと違って、
最初から終わりまで観る事が大前提なこと、
大勢でいっしょに観る環境であること、
ライブであること、
などなどの特長を生かしてガイドを入れてゆかなければならない。

今回も、私が作成。
作業は殆ど芝居がかたまってからしかできないので
ちょうど、これくらいの時期からだ。
もどかしいのは、このスピード作業ゆえに
モニターを頼む余裕がないことだ。
本当にこのガイドで適当なのか、目が見えない状態で楽しめるのか、
試行錯誤の連続だが、
障害者によって、身体条件が違う以上、
全員を満足させることができないのはあたりまえのこと。

音声ガイドを作り始めたとき、ある障害者にこんなことを言われた。

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Trackback(0) Comments(1) by 鯨エマ|2008-07-19 03:03

眞ちゃんのバースデーに際して

プロデュース公演なので、役者のスケジュールにはシビアにならざるを得ない。
プロデュース公演というのは、劇団公演に対して言う言葉なのだが、
様々な劇団やプロダクションからの役者で成り立っている公演のこと。
もちろん、フリーの役者もいる。
だからこそ、面白いことがたくさんある。
私は劇団にいたころに、
劇団公演というものに自分の体質が合わないと想い、以来、
プロデュース公演を貫いている。

ただ、なかなかまとまりにくいのも事実。
上下関係があるようでない、
年配の方が若人たちにいろいろ教えてくださるかといえば、
やはりよその畑の人間にアドバイスというのは、言いにくいらしく、
信頼関係がきずきにくい。

さらに、稽古も、劇団と違って
「自分の出番がない日でも稽古場に来る。」
というようなストイックさはない。
私も内心、稽古中に大事なこといっぱい喋っているのだから、
毎回来てください!といいたいのを我慢して
「ご自分の出られる場面のときに来てください」
と、遠慮がちにせざるを得ない。
なんでって・・・・
それを話し出すと、長くなるのでまたにして・・・

そんな虫食い状態の稽古場に
足繁く通ったのは眞ちゃん。
彼は出番が多いほうではないのだが
殆ど毎日、稽古場に顔を出していた。
私はヤツの芝居に傾ける純な情熱が大好きで
今回出てもらっているのだが、
まさに、ナイスガイを演じてくれている。

今日はそんな眞ちゃんの誕生日。
・・・というのをすっかり忘れていた。
前に飲み場で言ったよというのだが
私は全く覚えていなかった。

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Trackback(0) Comments(1) by 鯨エマ|2008-07-18 01:01

[鯨エマの海千山千 Date:2008] 記事数:323

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