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[鯨エマの海千山千] 記事数:1742

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眞ちゃんのバースデーに際して

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プロデュース公演なので、役者のスケジュールにはシビアにならざるを得ない。
プロデュース公演というのは、劇団公演に対して言う言葉なのだが、
様々な劇団やプロダクションからの役者で成り立っている公演のこと。
もちろん、フリーの役者もいる。
だからこそ、面白いことがたくさんある。
私は劇団にいたころに、
劇団公演というものに自分の体質が合わないと想い、以来、
プロデュース公演を貫いている。

ただ、なかなかまとまりにくいのも事実。
上下関係があるようでない、
年配の方が若人たちにいろいろ教えてくださるかといえば、
やはりよその畑の人間にアドバイスというのは、言いにくいらしく、
信頼関係がきずきにくい。

さらに、稽古も、劇団と違って
「自分の出番がない日でも稽古場に来る。」
というようなストイックさはない。
私も内心、稽古中に大事なこといっぱい喋っているのだから、
毎回来てください!といいたいのを我慢して
「ご自分の出られる場面のときに来てください」
と、遠慮がちにせざるを得ない。
なんでって・・・・
それを話し出すと、長くなるのでまたにして・・・

そんな虫食い状態の稽古場に
足繁く通ったのは眞ちゃん。
彼は出番が多いほうではないのだが
殆ど毎日、稽古場に顔を出していた。
私はヤツの芝居に傾ける純な情熱が大好きで
今回出てもらっているのだが、
まさに、ナイスガイを演じてくれている。

今日はそんな眞ちゃんの誕生日。
・・・というのをすっかり忘れていた。
前に飲み場で言ったよというのだが
私は全く覚えていなかった。

ごめんよ。

たまたま今日は稽古のあとで
全員そろって飲みに行くことになっていたので
そこで、お祝いを。
とってつけたような祝いで、申し訳ない・・・。

まだ29歳だって、眞ちゃん。
そうかぁ、私と知り合った頃は随分わかかったんだね。
それなのに、私よりずっとずっと、大人で
私よりずっと懐が大きい。
ときどき、私の子供じみた発言を笑われていそうで、こわい。
だけど、私より、さらに童顔だ。

ほらね、記念写真。
真ん中が眞ちゃん。
左が「加藤ローサに似てるってよく言われる」という岡崎。
右は、「金八先生の頃の杉田かおるに似てる」という
音響オペの吉田女史。

写真を撮っているのはもちろん、
「野茂英雄ににてるね。」とよく言われる私である。
くしくも背後に流れるスポーツニュースでは
野茂の引退を告げていた。
私は野茂の顔真似をしながら、
心の中で叫んだ。
「野茂よ!夢を有難う!」
演劇だって、スポーツに負けないくらい頑張るぞ!

Trackback(0) Comments(1) by 鯨エマ|2008-07-18 01:01

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