ご利用規約プライバシーポリシー運営会社お問い合わせサイトマップRSS

[ことのべ通信・電子版] 記事数:22

< 次の記事 | 前の記事 >

【日乗】Pink Penguins!?

このエントリーをはてなブックマークに追加

昨日、保育所にお迎えに行くと、机に向かってお絵かきをしていた三女が、
描いていた紙をひらひら私に見せながら、
「ペンギン!」と声を張り上げました。
が、そこにはピンクのクレヨンでぐりぐりと描き殴られた、
一面のピンク色のかたまり。
ペンギンと言われてさえ、何が描いてあるのか、
全く判別できない毛糸玉のようなライン。

でも、それがペンギンであることには理由があって。
先週末、大洗水族館でペンギンを初めて見た三女は、
たぶん、その記憶を辿りながら、
ピンク色のクレヨンを走らせていたのでしょう。

最近、お絵かきや塗り絵が好きな三女は、
決まってピンク色のクレヨンを使います。
クレヨン入れのカンカンの中で、
どれもどす黒くなってしまっている、たくさんのクレヨンの中から、
ちゃんとピンク色を見つけて、ゴシゴシと紙にこすりつけています。

以前、職場のメンタルセルフケアの講習で、
12色だか、24色だかの色紙から、
一番心地よい色をピックアップする、というのがありました。
その色は、その人の脳が未完成の頃、
1歳くらいまでの間(胎児期も含むそう)に
心地よい心理状態で目にしていた色、なのだそうです。
過去の記憶を辿る心理療法の手法を用いると、
それが何の色だったのかも分かる、とそんな話でした。
それは、看護師さんの制服の色だったり、壁紙やカーテンの色だったり、
時には胎内で感じた色だったり、するのだそうです。

三女にとって、ピンク色は安心できる、心地よい色なんだろうな、と思います。
ただ、私が振り返ってみても、
それが何のピンク色なのかは思い当たらないのですが…。

ペンギンを見た水族館での一日は、
三女にとって、ピンク色で描ける楽しい時間だったのかな、
大人はそん風に都合良くも考えたりするわけです。


写真はペンギンたちのお散歩タイム。
入館した午前11時、一日一回のショーに偶然、間に合ってラッキーでした。

Trackback(0) Comments(2) by ひつじ|2010-11-09 23:11

[ことのべ通信・電子版] 記事数:22

< 次の記事 | 前の記事 >

ゆたりブログ



「ゆたり」は時の広告社の登録商標です。
(登録第5290824号)