「ゆたり」ゆとりと情緒に満ちた暮らしのエスプリ

【ことのべ通信】思春期の入り口

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久しぶりの「ことのべ通信」です。
思春期はだいたい９歳からと言われます。
我が家の長女は今年の２月で10歳となったので、思春期の入り口に立っているところ。

心が揺れたり、涙がこぼれたり。
胸がふくらんだり、痛んだり。
一つ一つ寄せる波のように、彼女に訪れる心身の変化を感じるたび、とても愛おしくて懐かしくて、甘酸っぱい。

当時は気に入らなかったり、嫌いだったりした、その頃の自分も、しょうがないなぁと許せる気がする。
子どもを育てるって、こんなイイコトもあるんだ。
思春期って難しいことばかりかと思ってたけど、手に負えなくなったら旅に出たものと諦めなさいと聞いてたけど、
一緒に旅に出るような気分で今はいっぱい。

いずれ、疾風怒濤の季節がやってくるのかな。

誕生学では、二次性徴を迎えた子どもたちに、こんな風に語りかけます。
「いいんだよ、揺れていいんだよ」。
私もいっぱい揺れよう。

写真は我が家の庭のヤマボウシ。
先日の雨風で相当揺さぶられていましたが、満開の花は大方無事でした。
しなやかな枝は折れないってことでしょうか。

by ひつじ｜2011-06-07 22:10