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[ことのべ通信・電子版] 記事数:22

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高校で誕生学を届けてきました

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先月、土浦二高で1年生を対象に誕生学を届けてきました。
高校のHPでも報告記事が掲載されています。
http://www.tsuchiura2-h.ed.jp/whatsnew_all_grd.htm#H2606raifusukiru1
ライフスキル教育講座という名目で、55分1コマの時間をいただきました。

高校1年生というと、15歳、16歳。
二次性徴を経て、ほぼ大人と同じ「命をつなぐシステム」が完成しています。
一昔前、「十五でねぇやは嫁に行き~♪」の時代であれば、すでに新生児育児をしていてもおかしくない年齢です。
(十五というのは数え年でしょうから、今の14歳ですね)
現在の日本は、平均初産年齢が約30歳なので、彼・彼女らは生きてきたのと同じ時間を「幸せな大人」として自立するために費やしていくことになります。
「幸せな大人」とは、ふたつの性=いのちをつなぐ性、自分らしさの性を大切にできる人。
そして、パートナーの性、自分でない人の性を尊重できる人。

高校時代には、「私らしさの性」の種が、たくさん埋もれていたなぁ。
女性であることを、嬉しいと思えた「事件」も、高校での学びにあったなぁ。
私も一粒の種になれるかな。

大人である私も、子どもと一緒に「幸せな大人」への途上です。
子育てという、成長の糧があって今の私がいる。
彼らにも、その機会が望むままに訪れますように。

祈るような気持ちでお話しした55分でした。

by ひつじ|2014-07-10 22:10

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