足るを知る、という話であれば、哲学の香りも漂ってきそうですが。
足を知るというお話です。
先週末、つくばカピオで開かれた産業フェアに出かけてきました。
そこに、足と靴にまつわる2社のブースが通路を挟んで向かい合わせにあり、足の無料計測サービスをしていたので受けてみました、という話です。
足のサイズなんて、靴屋さんでの試着でなんとなく把握している程度で、きちんと計ったのはいつ以来でしょうか。
1社目は足裏にかかる加重を測定するサービスをしていました。
温度分布を示すカラーチャートのような画面で、足裏の加重分布を色で見せてくれました。
私の足は左右のバランスは51:49で悪くないけれども、前後のバランスが偏っているとのこと。
見ると、土踏まずより前の方が赤々としていて、かかとの方は緑色とか黄色とかで示されていました。
しかも、ブースにいた営業さん曰く、前の方でアーチを形成する筋肉が落ちて薄く扁平になっている上に、外反母趾にもなりかけているとか。
普段、スニーカーとか幅広の靴しか履いていないのに外反母趾だなんて。
デスクワークどっぷりの日々で着実に弱ってしまった足に、前のめり気味に負担を掛けていたみたいです。
軽いショックを受けつつ隣の靴のブースへ。こちらでは足の3D計測のサービスをしていました。
やはりと思ったけれど、足幅の広さは相当なもので、左が4E、右がGという結果。
「G」って…?
(そんなサイズの靴、見たことも聞いたことも無いんですけど)
ブースの人は隣と同様、私の足の前が薄く平たくなっていることを指摘。つま先の方の靴ひもをしっかり締めるといい、中敷きにパットを入れて足先の筋肉をサポートするといいなどのアドバイスをくれました。
さすがに2カ所で同じコトを指摘されると対策せねばという気になり、最初に入ったブースですすめられたパットを購入。
買ったばかりのニューバランスのウォーキングシューズを履いていたので、この中敷きにパットを貼って貰いました。左右セットで900円。
最近、ちょっと強めにジョギングをすると右膝が痛くなるのが気になっていたので、この日の夕方はパットを入れた靴を履いてジョギングへ。
走り始めはかなり違和感があったけれど、地面を蹴るたびにパットを足裏で握るような感覚がだんだん面白くなり、確実に地面を捉えているような気がしてなかなか良い感じに。
近々、ランニングシューズにも貼って貰おうかなと思っています。
ちなみにパットを貼ってくれたのは、幸和義肢研究所という会社のブースでした。
それにしても、生活って間違いなくカラダに映るのね。
鍛えてもいないのに、前のめり。
生活だけじゃなく、性格もか…?
トホホ。
Trackback(0) Comments(2) by ひつじ|2011-10-27 22:10
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