マーくん退院！

ゆたりろ日記　　

BLOG by 野澤真人

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マーくんとノンタンが家に戻ってきた。
心室中隔欠損症（VSD)の孔を塞ぐ手術が無事に済みました。
ＩＣＵに入っていた時のマーくんはなんだかぐったりしていてボクは内心結構ドキドキしていたけど、
術後の回復がすこぶるよくて、予定より早く、
「もう帰ってもいいんじゃない」って担当医から言われた。
担当医からすれば、『あれ、マーくんまだいたの』ってもんなのだろね。
周りにはもっと大変な疾患を患った子がいっぱいだったし、次々に新しい赤ちゃんが入院していたしなぁ。

胸の手術痕は10cm程あります。
実際、間近で見ると傷のところが山脈のように盛り上がっていてかなり痛々しい。
けど、将来的には目立たなくなっていくそうです。
縫合は埋没法というもので、溶ける糸で縫合するので抜糸の必要がないのだそうだ。
ドレーンを入れていた孔の二ヶ所の方は抜糸しました。
なんといっても、うれしいのは薬の投与が終了できた事。
これまで毎日朝夕、強心剤と利尿剤(ラシックス・アルダクトン）を飲ませて、心肺の負担の低減を行っていたし、鉄分補給のシロップも手術の一月前から毎日飲ませていたから、これからはずいぶんと楽になります。
輸血の問題もなかったようだし、この時期起こりやすい合併症として、感染性心内膜炎がありましたがこれも元気に乗り越えてくれた。
てか、これからはもう、普通の赤ちゃんと同じように扱ってよいそうだ。
さしあたり月に一度の検診だけで済みそうです。
マーくんの命を救ってくれた日本の医療技術はすごい。
それでもまだ病院には、完治できずにずっと入院中の子がたくさんいる。
マーくんはほんとラッキーだった。
心配してくれたみなさんありがとう！