明日は投票日です。
毎度、私の願いとは大きくかけ離れた結果になりますが
それを憂いているのは、ナンセンスと思い、
今回は足しげく応援に駆け付け、
ビラ配りを手伝い、息子同伴で最終街頭演説にもいきました。
生憎の雨続きの中ですが、手伝ってみて、
ビラを配ってみて感じたことは、
「無関心」層の多さです。
例えば、応援する気持ちがあったり、
政策を聞いてみようかという気持ちがあれば、
ビラを受け取ったり、足を止めるなりするでしょう。
逆に、嫌いな候補者、嫌いな政党なら
露骨に嫌な顔をする人もいるし
ビラも避けたり、受け取らないという態度を示すでしょう。
でも、多くの人は
スマホをいじりながら、
電話しながら、
連れ合いと話しながら、
つまり、演説やらビラやらに、気も止めずに通り過ぎていくわけです。
これが、投票率の低さだなと感じました。
無関心な人たちには、どう働きかければいいのか・・・・・
これは、労組を作ったときにも、悩みのためでしたが
強く働きかけると逆効果になって、さらに耳をふさいでいくようになります。
無関心層は若い人のように思っている人がいるかもしれませんが
どの年代にも非常に多いと感じています。
無関心といっても、2種類の無関心がいるように思います。
ひとつは、ほんとに関心がない人たち。
恐ろしいほどの無関心です。
投票用紙なんて、みないでゴミ箱行きでしょう。
その人たちは、生活の中で、大きな問題にぶつかっていない人たちということもできます。
もう一つは、無関心を装っている人たち。
根強く蔓延る「政治の話はタブー」という固定概念に
とらわれている人たち。
これは高齢者が多いように感じます。
政治の話をすると、あとがめんどくさい、
気まずい関係になってしまう、立場的にちょっと・・・・などといって、
避けるのです。
多少は問題意識があるのに、表に出さない。
でも・・・・・
いまこそ、価値観や考え方の違う人と、ちゃんと同じテーブルで話をする訓練が必要です。
便利な現代社会。
生活が便利になるほどに
人は他者に迷惑をかけることを避けるようになります。
迷惑をかけないために、深くかかわらないようになります。
深くかかわらなくて済むようにするためには
本音で話さない。
深く語り合わない。
相手を知ろうとしない。
自分を出そうとしない。
・・・・この結果がどういうことになるか、
誰にでも想像がつくと思います。
話を街頭演説に戻します。
本当に無関心な人たちはともかく、
無関心を装っている人たちには
ぜひ、明日の投票に足を運んでほしいです。
もちろん、全員、みんな、言ってほしいんですよ。
でも少なくとも、
「思うところがある」ならば、
足を運んでほしいです。
行かないことは、チャンスをのがしているに他ならないのです。
たびたび訪れるこのチャンスを無視し続けることは
こんど、自分が他者を求めるときにも、
誰一人関心を示さないことを容認するようなものです。
直接、自分に関係ない問題でも、
自分の身に降りかかったこととして想像する、
それができる人が、増えますように。
明日は投票日。
投票用紙が手元にあるなら、そのチャンスを放棄しないでほしいです。
明日は投票日。
いきましょう、チャンスは1回1回、大切に。
Trackback(0) Comments(0) by 鯨エマ|2017-10-21 22:10
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